一ノ峯・二ノ峯
登山口〜一ノ峯〜二ノ峯〜登山口 2018/1/20前回の涌蓋山に登った時に冬は軽アイゼンを用意して歩いた方が良いかなと思うようになった。アイゼン無しでも何とかなるが、何とかなることとアイゼンを使えば楽であるということは別の話である。楽が出来るならした方が良い。一応、軽アイゼンは2組持っているが、片方はどこかにしまい込んでどこにあるのか分からない。もう一つは、白馬に登った時の貸しアイゼンをレンタルでなく買い取りにした物。このアイゼンは古いタイプのもので今ではまず見かけない骨董品。爪が長くて雪面に良く食い込み歩きやすいのだが、無くしたら再入手は無理だろうから使うのをやめて部屋に飾ってある。軽アイゼンなら南阿蘇のモンベルで買えるだろうということでアイゼンの購入がてら一ノ峯・二ノ峯に登ることにした。
1/20(土)
荷物を車に積み込むために外に出たときに空を見たら星は見えていた。でも、見える数が少ないので薄く雲が出ているようだ。霧も少し出ていた。
荷物を積み込んだ後にスクレイパーで車の窓の霜を落としておいたが、出発までにまた凍っており、再びスクレイパーを使った。
6:49に自宅発。外気温2度。航続可能距離547km。
この時間はお漏らししそうでトイレに行きたくてかっ飛ばしている車が鬱陶しいので裏道は使わず、国道208号を国道3号の交差点まで行って、そのまま直進して県道30号へ。県道37号へ右折、カントリーパークの南側を通って県道341号へ。
県道341号のJTの手前の信号からその次の交差点の通過に5分以上時間がかかった。距離としては500mも無いのに。土曜だから平日より混んでいないだろうと思ったが、甘かったようだ。土曜でもこの時間は県道341号経由はやめた方が良いようだ。
8:09にセブン−イレブン阿蘇西原店着。走行距離44.4km、燃費20.7km/L、平均車速31km/h、走行時間1:25、EV走行距離21.6km(48%)、航続可能距離483km、外気温2度。高度180m。
朝の一番混む時間のようで駐車場の端っこの方に駐車した。ここのセブン−イレブンは阿蘇方面に向かう場合に最後のコンビニなので混んでいるということもあるだろう。朝の混む時間はもう少し手前のコンビニ寄った方が良いかも。ここで食料を調達。
8:25にセブン−イレブン阿蘇西原店発。
カーナビで登山口を目的地にセットしていたが、宮山集落で道を間違えた。集落の中の道が狭く、まさかこの極細の道では無いだろうというところをナビが曲がれと指示したのを無視したため。ナビの指示する道もイマイチで、集落の道は迷路のようなので、次に来るときはGoogleマップの航空写真(残念ながらストリートビューは集落中の一部の道しかデータがない)で予習をした方が良さそう。
宮山集落を抜けてからの道も狭い。前から車が来ないことを願いつつ、車がすれ違えるところをチェックしながら進んだ。
事前に調べておいた2箇所の駐車が可能そうな場所の手前の方に着いたが、場所を実際に見てみるとイマイチでもう一箇所の方が良さそうだということでそちらへ向かった。
奥の方の駐車ポイントにはすでに佐賀ナンバーの車が一台停まっていた。
8:52に登山口そばの駐車地点着。走行距離54.1km、燃費17.7km/L、平均車速29km/h、走行時間1:52、EV走行距離24.9km(46%)、航続可能距離464km、外気温3度。高度633m。
事前にGoogleマップの航空写真などを使って調べておいた2箇所の駐車地点の奥の方に停めたが、昭文社の山と高原地図や新・分県登山ガイドの地図に載っている駐車ポイントは今回停めた場所で、コースも今回登ったコースのようだ。
登山口〜一ノ峯
さて登山口はどこかと探してみると竹の棒の先に赤リボンを結わえた目印があり、踏み跡もあったのですぐ分かった。
登山口からは一ノ峯は見えなかったが、少し登っていくと見えてきた。
今回は長袖シャツの上にフリース、その上にハードシェルのジャケットという格好で出発した。出発時点で風もなく、フリースだけでも大丈夫そうだと思ったが念の為にジャケットも着てきた。少し歩くと暑くなってきてフリースを脱いだ。
フリースを脱いでザックにしまうついでにザックからカメラを取り出した。このカメラで使えるメディアがコンパクトフラッシュ、xD-ピクチャーカードである。どちらのメディアもまだ入手可能であるが、現在主流となっているSDカードと比べたら割高だし、いつまで入手出来るか心配なので少し前にSDカードのコンパクトフラッシュ変換アダプタを入手した。正常に動作することは少しだけ確認してはあるが、今回はこのアダプタの動作に問題がないか確認を兼ねて撮影を行った。
前方の俵山の方を見ると俵山の中腹から萌の里方向への緑色の送電鉄塔、左手の牧野には赤白の送電鉄塔が見えた。赤白の送電鉄塔の先が萌の里が見えるはずだが、よくわからなかった。往路ではよくわからなかったが、復路で双眼鏡を使って確認してみたら、送電鉄塔の先に萌の里の建物の屋根が確認できた。肉眼だと赤白の送電鉄塔ばかりが目だって確認しづらかっただけのようだ。
一ノ峯に近づいていくと右手は大きな岩が点在する牧野となった。目の前の一ノ峯のピークも岩は牧野より岩が密集していた。
一ノ峯のピークからは俵山、二ノ峯、冠ヶ岳が良く見えた。雲一つない天気で天頂部は真っ青な空が見えていたが、残念ながら目線より下の方の遠景は霞んでいた。
買ってきた食料で軽く食事。
一ノ峯〜二ノ峯
一ノ峯より少し下ってから登り返すと二ノ峯山頂。途中で左下方の見ると牧草を刈り取った牧野が見えた。途中の道には牛糞は落ちていなかったのでこのあたりの牧野は放牧地ではなく、採草地なのだろう。
二ノ峯も一ノ峯同様に大きな岩がたくさんあるピークだが、こちらの方は一ノ峯よりも多くの低木が生えていた。
俵山の右の奥の方には杵島岳、烏帽子岳、高岳の山頂のが見えていた。あとで写真を見て気付いたが一ノ峯からも烏帽子岳が少しだけ見えていたようだ。
一ノ峯は登っているときは小高い丘のような姿だったが、二ノ峯から振り返って見るとより山っぽい姿に見えた。
水平方向が霞んでいなければ、山頂の西方向には雲仙が見えていると思われるが、見えなかったのが少し残念。
二ノ峯〜登山口
ジャケットを着てきたけど、車に置いてきても良かったかなと往路を歩いているときは思ったが、二ノ岳からの下りで腕のあたりが少し寒い感じ。やはりこの時期はジャケットは必要でジャケットの下のフリースの脱ぎ着で体温調節するのがよさそう。
復路でも一ノ峯の山頂を経由するつもりだったが、前ばかり見て歩いていたせいで分岐を見落としたようで巻道の方を進んでしまった。
駐車地点に帰ってくるとまだ佐賀ナンバーの車が停まっていた。途中の道は霜柱が立っており、誰かが歩いたならばその形跡がすぐに分かる状態だったのに誰かが歩いた跡は無かったし、山中では誰にも会わなかった。おそらく複数台の車でやって来た登山者で冠ヶ岳、俵山あたりに登ってからここに下山してくるのだろう。
コースタイム
トラックログ
10:48に駐車地点発。車の外気温表示は6度。
宮山集落でカーナビの表示がずれていた。こうなるとどこを走っているのかもどこを走って良いのかも分からないが何とか集落を抜け出した。
俵山バイパスの復旧区間を復旧後に初めて通ったが、道はまだ工事中の俵山大橋以外は以前と同じようになっていた。道は前と同じでも途中の食事処は営業していなかった。気の毒なことだが廃業だろうか。復旧前の迂回路は俵山峠に上がっていく道で、迂回路の入口は、迂回路になる前の道を知らなければどこから迂回路に入ったか気付かないような感じでスムーズに迂回路にはいれるようになっていた。復旧後はY字路みたいになるのかと思っていたら、地震前と同じような感じの道に戻してあった。
道路と言えば、長陽大橋のルートは復旧後に2回通ったときに、国道57号から入ってから以前より長陽大橋にあっさりと到達するような印象を受けたが、長陽大橋の手前の方に新しい道を作ったそうだ。
道からは俵山の風車が三基見えたが、1基回っていた。実際に発電しているのかは分からないが、風車が回っているのを見て少しホッとした。柱だけになっている風車の修理が終り、全部の風車が回っているのを見る日が早く来るのを祈るばかりだ。
11:27に道の駅 あそ望の郷くぎの着。走行距離76.3km、燃費19.8km/L、平均車速30km/h、走行時間2:31、EV走行距離37.0km(48%)、航続可能距離423km、外気温9度。高度434m。
とりあえず、いつものごとく湧き水を汲もうとしたら、人が並んでいたので後回しにすることにした。
モンベルで軽アイゼンを購入後に、道の駅の売店の方に寄って買い物。
湧き水待ちが1人になりかけていたので、並んだら前の人が自分は大量に汲むからといって順番を譲ってくれた。いつもより水量が少なく水を汲める場所が1箇所しかない状態だから混んでいたのだった。
道の駅の阿蘇山が見えるベンチで残っていた食料で軽く食事。そろそろ出発するかと言うときに空からエンジン音が聞えてきたので見上げるとCH-47が1基飛んでいた。
12:08にあそ望の郷くぎの発。
12:26に萌の里着。走行距離90.3km、燃費20.9km/L、平均車速32km/h、走行時間2:48、EV走行距離43.4km(48%)、航続可能距離404km、外気温10度。高度301m。12:38発。
前日にGooleマップとGoogleストリートビューで見ていて見つけた道を行ってみた。県道28号を県道225号へ右折し、途中にある交差点で左折(通る度に結構良さそうな道だけどどこに通じているのかと思いながら以前は通過していた)すると熊本空港の滑走路のすぐ脇の道を通る道になって、先の方で右折すると県道103号へ出られた。途中の空港の脇の道は一部未舗装で水たまりのあるデコボコの道なのが難点だが、滑走の脇の道はなんとなく楽しい。駐車場やら道の広いところの脇やらに車が停めてあり、カメラを持っている人や飛行機を眺めている親子連れがいた。
この時間は駐車場が一杯だろうと思いつつも、柿の葉寿司本舗に向かったがやはり車が停められずに寄ることが出来なかった。
13:20にハンズマン 菊陽店着。走行距離112.1km、燃費22.7km/L、平均車速32km/h、走行時間3:32、EV走行距離58.9km(53%)、航続可能距離384km、外気温13度。高度93m。13:29発。
往路では今日からJA植木まつりで道が混んでいそうだから帰りにはカントリーパークのそばは通るまいと思っていた。にも関わらず思ったより早く戻って来られたのでJA植木まつりに寄ってみることにした。途中の道はまったく混んでいなかった。
13:50に熊本県農業公園カントリーパーク着。走行距離122.1km、燃費23.3km/L、平均車速31km/h、走行時間3:55、EV走行距離65.9km(54%)、航続可能距離37.8km、外気温14度。高度79m。
いつもは入園料がかかる場所だが、植木まつりの開催時は無料となることもあるのか園内の芝生などでは親子連れが遊んでいた。駐車場は一番奥の方に誘導されたので植木まつりの会場は混んでいるかと思ったが、思った程は混んでいなかった。少し前からサフランモドキをどこかで見かけたら買おうと思っていたのだが、見つけて購入。
14:39にカントリーパーク発。
14:49に道の駅 泗水着。走行距離127.0km、燃費23.4km/L、平均車速31km/h、走行時間4:06、EV走行距離68.4km(54%)、航続可能距離374km、外気温14度。高度58m。14:54発。
15:35に自宅着。走行距離151.5km、燃費24.4km/L、平均車速32km/h、走行時間4:47、EV走行距離85.1km(56%)、航続可能距離356km、外気温13度。車の総走行距離12,861km。
今日は大寒だというのに暖かくて、歩くのにはよい日だった。