経ヶ岳
中山キャンプ場〜中山越〜平谷越〜経ヶ岳〜中山越〜中山キャンプ場 2017/9/29少し前に有明沿岸道路を使えば意外と佐賀県の山も近いのではと思って調べてみるとその通りだった。その時はそのうち行ってみようと漠然と考えていた。数日前の天気予報で29日は一日を通して晴れそうだったのでどこかに登りに行くかと考えた。ちょうどその頃にNHKの「ガタの国から」という佐賀県を舞台にした地域ドラマの再放送を見たので、佐賀県にでも行ってみるかと言う気になり、多良岳山系に行ってみることにした。多良岳と経ヶ岳を候補にあげたが、佐賀県初の山で佐賀県最高峰に登るのも面白いだろうと経ヶ岳に登ることにした。
9/28(木)
唐突に佐賀の山に登ることにしたので手元に資料がない。太良町観光協会のホームページにあった「多良岳山系登山マップ」というのがありコースが載っていたのでとりあえずはなんとかなりそうではあるが、もう少し情報が欲しいので「分県登山ガイド 40 佐賀県の山」を入手すべく、本屋巡りをすることにした。ついでに、ガソリンが往復にギリギリの量くらいしか入っていないので給油と食料を買ってくるという目的もあった。この本はリニューアル版が出たばかりだが、本屋4件を回っても古い方が置いてある本屋があるだけだった。「分県登山ガイド」は入手出来なかったが、プリントした多良町観光協会のパンフレットとスマートフォンに入れた国土地理院の地図があるのでなんとかなるだろう。
9/29(金)
車に荷物を積み込むために外に出ると、晴れて星は見えているが西の空に薄雲があった。
4:05に自宅発。外気温16度。航続可能距離752km。
三池港ICより有明沿岸道路へ。
有明沿岸道路は自動車専用道路なのだが、いまのところ大牟田北IC - 黒崎IC以外は片側1車線で、やたらとスピードを出している車が後ろから来ないといいなと思っていたら、そういう時に限って後ろから迫ってくる車がきた。仕方がないのでちょっとヤバ目のスピードまであげたが、それでも張り付いてきた。矢部川の橋の手前の高田ICからの合流路と本線で2車線区間になっている場所で追い抜いていってくれてホッとした。あの車は捕まれば一発免停になる速度は軽く出していたと思う。ちなみに有明沿岸道路の最高時速は60km/h。あの車はきっとウンコが漏れそうでトイレに急いで行きたかったに違いない。
有明沿岸道路がどこまで通じているか知らなかったけど、とりあえず最後まで沿岸道路を走った。家に帰ってきてから調べたら、9/16に徳益IC〜柳川西IC間が開通して、既に開通していた柳川西IC〜大川東ICがつながったそうなので、三池港IC〜大川東ICの間の沿岸道路を走ったことになる。
事前に調べていた経路は県道18号で筑後川を渡るルートだったが、カーナビは無難なルートしか案内してくれず、何も考えずに指示に従っていたら、国道208号で筑後川を渡ることになった。ルートとしては大川東ICを降りたところの交差点を右折して県道716号、その先の交差点で左折して国道208号へ入った。
カーナビが指示したイマイチなルートでない県道18号で筑後川を渡って鹿島市に向うルートは、大川東ICを降りてすぐの大川東IC入口の交差点をそのまま直進、2つ目の信号の堤町交差点を左折、2つ目の信号の一木を右折(右手前の角にスーパー アスタラビスタ)、筑後川、早津江川を渡って、早津江橋西の信号を右折(佐賀空港の標識が指す方向と逆)、直進して3つ目の信号の柳ノ内交差点を左折すれば一番近そう。有明沿岸道路の筑後川の橋は建設中で大川東ICから先の道路の延伸開通はしばらくかかるだろうから、多良岳山系に行くには今後もこの道を使うことになりそう。
今回のルートは2時間ほど走らないと道の駅がないので途中の休憩は筑後川を渡ったあたりのコンビニで1回目の休憩を入れようと思っていた。セブン−イレブンがあったので予定通りに休憩を兼ねて立ち寄った。
5:05にセブン−イレブン 諸富店着。走行距離47.0km、燃費26.9km/L、平均車速46km/h、走行時間1:01、EV走行距離18.1km(38%)、航続可能距離702km、外気温16度。高度7m。
トイレを借りたら、車椅子対応のバリアフリートイレで、それが2つもあったのでビックリ。車中で飲むための飲料を購入。気温が下がってくる時間でもあったし、少し肌寒く感じたのでザックに入れておいた長袖シャツを着た。
5:24にセブン−イレブン 諸富店発。
山に行くときはいつもは大半が山の中の道だが、今回は大半が平野部なので走りやすかった。走りやすいのだが、トラックも走っているので速度はおのずとトラックと同じになる(と言ってもトラックも結構飛ばしている)。
国道444号線を走ってる時にそろそろ山が見えてきても良さそうなのに見えなかった。どうも少しガスっていて見えていなかっただけのようで、鹿島市街に近づくと見えてきた。
カーナビの案内に従ったら鹿島市街では国道207号のバイパスを通らず鹿島の街中を通らされた。まあ、早朝で車の数が少ないので問題は無かったけど。
6:20に道の駅 鹿島着。走行距離87.5km、燃費27.9km/L、平均車速44km/h、走行時間1:58、EV走行距離41.1km(47%)、航続可能距離670km、外気温15度。高度6m。
潮が引いていて干潟が見えたら良いなと思っていたが、好都合なことに潮が引いていた。
ちょこっと道の駅の周りを一回りした。この道の駅は「ガタの国から」のロケ地にもなっており、ドラマに出てきて風景を見ることが出来た。ドラマに出てきた棚じぶも見ることが出来た。棚じぶはそういう漁の方法があるということは知っていたが、このあたりで行われているということも棚じぶという名称も知らなかった。
持ってきた食料で軽く食事をした後に出発。
6:45に道の駅 鹿島発。
走ったことのない知らない道を走ってきたからか、いつもより少し疲れたので、道の駅 鹿島でゆっくりしてしまった。まあ、たまにはこういうのも良いか。
走り出してすぐに前を祐徳バスという路線バスが走っていた。道を調べているときに地図を見て、近くに祐徳稲荷神社という神社があるというのは知っていたが、バス会社の名前も祐徳なんだと思いながら後ろを走っていた。祐徳稲荷神社はドラマの中でタイ人に一番人気の観光スポットと紹介されていた。なんでタイの人がわざわざ佐賀にくるのかとその時は思った。鹿島市について調べているときにタイ語の観光パンフレットがあったので、タイのどこかと姉妹都市なのかなと思って調べてみたらロケ地として誘致した結果、タイのドラマや映画のロケ地になっているからだそうだ。
バス停で停車したバスを追い抜いたあとにしばらくしてからそう言えば来る前に地図で道を調べている時にユートクってホームセンターがあったなと思い出した。知らないホームセンターだからその時に調べてみたら長崎県にも少し店舗があるが佐賀県のローカルなホームセンターということがわかった。だからこの店もこのあたりが本拠地なのだろうなと思った。家に帰ってから調べてみると、ホームセンターもバス会社のも祐徳グループというグループ会社の一員で鹿島市が本社ということだった。祐徳薬品もここの一員だそうだ。
6:52に道の駅 太良着。走行距離91.9km、燃費27.7km/L、平均車速44km/h、走行時間2:06、EV走行距離42.7km(46%)、航続可能距離664km、外気温17度。高度7m。
ここの道の駅には展望台があった。低い展望台なのだが、面倒なので登らなかった。
裏手がすぐ海なので、少し干潟を眺めた。何やら干潟から音が聞えていた。風が無いのに干潟にさざ波っぽい動きがあったので、どうやら潮が動いている音が聞えていたようだ。
7:02に道の駅 太良発。
県道252号に入ると所々にある道標の柱の部分居「月の引力が見える町」と書いてあった。潮が動いているのが見えたので確かに「月の引力が見える町」だ。太良町には海中道路、海中鳥居なんかもあるらしい。
県道252号は国道207号から曲がってから長崎本線の線路を渡った先までのほんの短い区間が細いがあとは2車線の走りやすい道だった。上っていったら細い道になるかと思っていたら、上の方まで民家と田ん圃があり、細いところでも1.8車線分位の幅。かなり上の方までバス停らしきものがあったが、おそらく地域のコミュニティバスのバス停だろう。中山キャンプ場までの最後の1kmだけは林道のような道でその上300m位はすれ違いの出来ない道幅だった。
7:28に中山キャンプ場駐車場着。走行距離105.7km、燃費24.1km/L、平均車速41km/h、走行時間2:33、EV走行距離47.2km(45%)、航続可能距離651km、外気温15度。高度558m。
家から中山キャンプ場の駐車場までは直線距離で約43kmなのだが、有明海を回り込まなければならないのでけっこう遠かった。
中山キャンプ場〜中山越
駐車場には他に2台の車が停まっていた。そのうち一台の車の持ち主はどうやら登るための準備をしている模様。
キャンプ場のトイレがあったので、まずは行っておいた。入口の扉のところにナナフシがいた。ナナフシを見るのは久しぶり。トイレは人感センサーで照明がつくものだった。
駐車場に戻ってくると、出発の準備をしていた登山者が多良岳方面への登りを開始していた。
しばらくは舗装林道の歩き。途中に「車両通行止め」の道標があったが、ここまで車で上がってくる奴はいないと思う。そこからちょっと歩くと何と非情にも通行禁止の看板(下の左の写真)があり、鎖が張られていて行く手を阻んでいた。こっちは、事前に情報を収集し太良町のホームページにあった「多良岳山系登山マップ」のコースにしたがって歩いてきたというのに。だが、そこから5m程離れた鎖の向こう側には経ヶ岳と中山キャンプ場の方向を示す道標(下の右の写真)があった。
太良町のパンフレットに従って歩いてきたし、道標が示している方向を通るなというのは理不尽なので自己責任で通行することにした。下山時にわかったことだが、途中の「車両通行止め」の道標のすぐそばの沢にかかる橋を渡ってから、すぐの左側に林道をショートカットする登山道の入口があった。事前の情報収集で林道をショートカットする道があるのは知っていたが、ショートカットの入口を見逃していた。とは言え、すぐそばに道標があるのに通るなと言うのも酷い話である。
林道からは経ヶ岳が望めた。山の中腹までは植林地だが、上の方は自然林が広がっていた。
わりと舗装の新しそうな林道を200m程歩くとY字の分岐に行き当たった。どっちに行ったものか少し悩んだが、方向から言って左だろうと見当をつけて進むとすぐに森の中へ入っていく道があった。
登山道の脇は、ほぼ自然林だが、自然林の向こうに植林が見えるような状態。中山越の手前まではこのような感じの道だった。
林道の途中で小さなカエルが居た。おそらくアカガエルだと思う。
登山道は林道をショートカットしつつ登っているので何度か林道を横切った。防水加工した「登山道」と書かれた紙が板に張られた道標が所々にあったが、林道のショートカットの入口に必ずあると言うわけでもなかった。
ゆるゆると道を登っていくとあっさりと中山越に着いてしまった。「多良岳山系登山マップ」だと中山越まで1:20だったのに40分で着くとは思わなかった。
中山越はレスキューポイント21となっていた。
とりあえず、中山越で軽く食事。いつもはミレーのビンソンという35Lのザックを使っているが、今回は45Lのエレバスを持ってきた。大きいザックだと食料にパンを持ってきても潰れないところが良い。
日帰りで45Lのザックは大げさなのでこれまでは35Lのザックを使ってきたが、これだと長さが足りずにウェストベルトの位置がかなり高い位置になる。前回の涌蓋山に登ったときにやはり大げさでも体にあうサイズのザックで登った方が良いと思ったので45Lのザックを今回は持ってきた。このエレバスというザックは実は初期型と後期型の2つ持っているのだが、今回は初期型のものを持ってきた。この初期型は正規の品物なのだが、色合いに落ち着きがなくパチモンっぽく見え、それが嫌で後期型が出るとすぐに買って使い出したのでほとんど使っていなかった。買った当時はパチモン臭く見えても、20年以上前のザックの古いザックなので今はこの型のザックを知っている登山者もほとんどいないだろうからパチモン臭いと思う人もおるまい。
このザックが売られていた当時のミレーはビンソン、マーカム、エレバスという南極の山の名前のザックを出していた。マーカムが28L(だったと記憶している), ビンソンが35L, エレバスが45Lで、山の標高はマーカム山が4,350m、ヴィンソン・マシフが4,897m(2004年に4,892mに改訂)、エレバスが山が3,794mで、山の標高とザックの容量はまったく相関性はなかったようだ。それとも自分の記憶が間違っていてザックの名前を間違えているかとも思ったが、ビンソン、マーカム発売後の数年後に後発でエレバスが発売されたのだったと思う。最初にマーカムを使っていて、容量が物足りないのでビンソンに換え、使っているうちにもう少し容量が大きいザックが欲しいと思うようになった頃にエレバスが発売されたのでさっそく買ったのだと思うが、よく覚えていない。
中山越〜経ヶ岳・平谷越分岐〜そうめんの滝〜平谷越
中山越からは主に常緑広葉樹からなる自然林の中を登山道は通っていた。
「多良岳山系登山マップ」によるとレスキューポイント67は経ヶ岳・平谷越分岐より先にあるはずなのに分岐を見ないうちにレスキューポイント67に到達。分岐を見落としたのかと思ったが、とりあえず進むしかないと思って進むとすぐに経ヶ岳・平谷越分岐に到達。パンフレットの地図が間違っていたのか。
分岐でどちらへ行くか少し迷った。「多良岳山系登山マップ」には経ヶ岳へ行く最短のルートは補助登山道と書いてあった。補助登山道ってなんじゃらほい? 普通の登山道より歩きづらくて、困ったときに使う登山道かなと思ったけど見た感じはそうでもなさそうし、事前の調べではこの道は普通に使われているようだった。普通そうな登山道なので周回ルートを取ることにした。地形からして平谷越〜経ヶ岳の登りの方がきつそうで、ここを下りに使うより登りに使った方が良さそうだと思ったのでまずは平谷越へ向かうことにした。
そうめんの滝へ向かう途中にレスキューポイント68。
そうめんの滝は登山道のすぐ脇の岩を伝って水が滴り落ちていた。すぐに地面に吸い込まれているようで登山道は水でドロドロになってはいない。そうめんという名前は納得できるのだが、これが滝って言われると???となる。これを滝って言うなら、蝶ヶ岳の登山口に行く途中の延命水の方が流れている水の量は多いから、あっちの方がよっぽど滝っぽい。
「多良岳山系登山マップ」ではそうめんの滝〜平谷越は20分となっていたが、あっけなく9分で到着してしまった。中山越〜そうめんの滝までも40分と書いてあったが、30分で到着したのでかなりゆっくり目の時間が書いてあるようだ。
平谷越にはレスキューポイント62があった。が、レスキューポイント16もあった。16の標識が古かったからどうやら新旧両方のレスキューポイントの標識があったようだ。
平谷越〜経ヶ岳
平谷越からほんの少し歩くとそこからは鎖やロープの付いた岩場の連続。この急な登りはいかにも修験の山と言った感じ。
途中にレスキューポイント63があり、そこの岩場は開けていて展望が良かった。
下の2枚の写真はレスキューポイント63の岩場の上から撮った写真。2枚目の写真の左の平たいのがタワラギ山(1,040m)でその隣は矢筈山(975.8m)という山らしい。
レスキューポイント63から10分ほどで経ヶ岳の山頂に到着。誰もおらず貸し切り状態。昨年の12/2に涌蓋山に登ったときに五家原岳との経ヶ岳が見えていたが、その時は経ヶ岳は日帰り圏ではないと思っていたので、経ヶ岳に登る機会があるとは思っていなかった。
佐賀県で初めて登った山にして佐賀県最高峰で、その上に佐賀県・長崎県境の山なので長崎県でも初めて登った山になる。今までに福島県(燧ヶ岳)、新潟県(小蓮華山)、富山県(立山・大汝山)、山梨県・静岡県(富士山)、長野県・岐阜県(奥穂高岳)、大分県(九重山・中岳)、宮崎県(祖母山)、福岡県(釈迦ヶ岳)に登っているので、都道府県の最高峰は9山目で11県の最高峰に登ったことになる。
良く晴れてはいたのだが雲が湧いていて山より低いところは霞んでいた。大村湾は少し霞み気味だが、萱瀬ダムのダム湖は良く見えた。残念な事に雲仙方面は雲に隠れていて、有明海を挟んだ向こう側も霞んでおり、山は見えなかった。諫早湾の潮受け堤防もかなり霞んでいるが見えた。あの堤防であんな広い範囲の湾を閉めきったらどう考えたって環境に影響があるわな。
しばらくすると、平谷越側から1人、黒木側から2人の登山者が登ってきた。そのひとりから聞いた話だと五家原岳は電波塔があるので山頂まで道があって車で行けるそうだ。あの山からの展望もさぞかし良いだろう。
経ヶ岳〜経ヶ岳・平谷越分岐〜中山越
展望を楽しんだ後に下山開始。経ヶ岳の下りは山頂から20分くらいの間に2人の登山者とすれ違った。
「多良岳山系登山マップ」で補助登山道になっていた道を下ったわけだが、普通の登山道だった。ただし、こちらも平谷越〜経ヶ岳程ではないが下りの最初の方は急だった。
経ヶ岳〜経ヶ岳・平谷越分岐の間に舞岳への分岐2箇所くらいあり、レスキューポイント65があった。
経ヶ岳・平谷越分岐〜中山越の間に舞岳への分岐2箇所くらいあり、レスキューポイント66が途中にあった。
中山越〜中山キャンプ場
中山越から少し下ったところの林道で道を間違えた。行きにこんな林道歩いたっけと思いながら歩いていたが、林道歩きが少し続いたので往路と違う道を歩いているのにやっと気付いた。どうせショートカットの道も林道沿いだからとそのまま歩いていった。
林道沿いの少し開けた場所にクヌギ、ケヤキなどが植樹されている場所があって、標語っぽい文と太良小学校とかかれた柱が建っているので小学生が植林した森だろう。ここの林道は上からも良く見えていた。ここから上を見上げると青空をバックに経ヶ岳がはっきりと見えて、あの山頂から雲仙方向は雲に隠れていたり、有明海の対岸が霞んで見えていたのが嘘のよう。
中山キャンプ場に到着すると建物の軒先で食事をしている登山者がいた。あの登山者はこちらが出発準備をしているときに多良岳に登っていった人だと思う。多良岳往復も経ヶ岳往復も時間的に大して変わりは無いのかも。
中山キャンプ場の案内の看板には以下のように書かれていた。
中山キャンプ場 |
霊峰多良岳、県内最高峰の経 ヶ岳からなる多良岳山系は、ケ ヤキやカエデ、カシ、ブナなど 多様な植生が残り、植物や昆虫 の宝庫でもあります。 中山キャンプ場は、多良岳の 中腹標高546mの地点にあり、夏 でも気温は23〜24℃、涼を求め て訪れる人も多く、ハイカーに 人気の多良岳登山口でもあります。 |
●面 積……3,325m3 |
●アクセス……多 良 岳: 2km |
経 ヶ 岳: 3km |
中山バス停: 2.3km |
JR多良駅: 12.5km |
●管 理 者……太良町 |
夏でも23〜24℃なら、夏に登りに来るのに良さそう。
看板には簡単な絵地図がありそこには多良岳・金泉寺は徒歩約60分、経ヶ岳は徒歩約90分とかかれていた。「多良岳山系登山マップ」の時間はあまりにもゆっくり目すぎるってことか。
コースタイム
トラックログ
駐車場には車が他に9台停まっていた。佐賀ナンバー5台、佐世保ナンバー2台、長崎ナンバー1台、久留米ナンバー1台でやはり佐賀、長崎方面から来ている人が多い。佐世保ナンバーはYナンバーだった。Yナンバーは初めて見るナンバーでなんだろうと思って帰ってきてから調べてみると米軍関係者の個人所有の車のナンバーってことらしい。佐世保には米軍基地がある。
9台の車のうち2台は山登りに来た訳ではなさそうな若者グループの車で少ししたら去っていった。
12:00に中山キャンプ場駐車場発。外気温22度。
下っていって、平地に出てすぐのあたりで県道252号と交差する道路があって、左が鹿島方面、右が諫早方面と小さな標識が出ていた。何か抜け道っぽいなと思って、帰ってから調べてみると、多良岳オレンジ海道という道で国道207号のバイパスにつながっている。往路で道の駅 鹿島、 道の駅 太良に寄らなければ、こちらの道を使った方が近かったようだ。
12:25に道の駅 太良着。走行距離119.2km、燃費26.4km/L、平均車速40km/h、走行時間3:00、EV走行距離56.8km(48%)、航続可能距離627km、外気温26度。高度8m。
朝は潮が引いていたが、潮が満ちてきていて干潟が見えなくなっていた。対岸に見える街並みは大牟田市らしい
何か買ってきて欲しい物があるかと家に電話を入れたら竹崎ガニのメスが欲しいということだったので購入。生きている状態で売られており、買ったらその場でしめてくれた。
12:45に道の駅 太良発。
12:52に道の駅 鹿島着。走行距離123.8km、燃費26.3km/L、平均車速39km/h、走行時間3:11、EV走行距離58.4km(47%)、航続可能距離625km、外気温26度。高度7m。
潮が満ちて来ているがこちらはほんの少しだけ干潟が出ていた。
干潟体験受付とかかかれた場所があり、温水シャワーまであった。そんなところだから泥んこシーンのあったドラマのロケ地に使われたのだろう。名称だけは知っていたガタリンピックもここの干潟でやるらしい。
竹崎ガニはこちらの道の駅でも売っていた。道の駅 太良で買ったメスのカニが小さかったので大き目のを追加で買った方が良いかと家に電話を入れたらその方が良いということなのでまた買った。
13:14に道の駅 鹿島発。
往路で国道207号を走っているときに大き目の園芸店があるのが目に入って、復路で寄ろうと思っていたので休憩を兼ねて寄った。
13:32にフラワーウッド着。走行距離135.4km、燃費26.2km/L、平均車速39km/h、走行時間3:30、EV走行距離63.8km(47%)、航続可能距離614km、外気温27 度。高度0m。山に登りに行って、その道中で高度0mの表示を見るのは初めて。13:45発。
国道444号沿いはちょこちょこと小さな直売所があった。往路でハス畑を結構見たので道の駅 鹿島で家に電話を入れたときにレンコンが欲しいか聞いたら欲しいということだったので途中で見かけた直売所に寄った。
13:55に与っちゃん直売所着。走行距離143.6km、燃費26.6km/L、平均車速39km/h、走行時間3:42、EV走行距離68.5km(48%)、航続可能距離604km、外気温26度。高度0m。
昔レンコンと銘打って売られていたレンコンを購入。店のおじさんの言うことには深いところに植え付ける昔ながらの方法で作られているので柔らかくておいしいレンコンなのだそうだ。
14:01に与っちゃん直売所発。
国道444号は平野部にある道なのに、水路に沿って曲がっていたりして微妙に曲がりくねっている。平らな土地なのになんで道がまっすぐじゃないんだと往路でも思ったが、帰ってから調べてみると、18世紀頃の干拓地の海岸線に沿って作られた道が元になっているかららしい。干拓がさらに進んで内陸になってそのなごりが水路になっているようだ。
国道444号は走っているときに見た道路標識の地名からすると富と付く地名が多いようだ。
筑後川を渡って大川市街に入ると交通量が多く、なかなかスムーズに進めなかった。走っているバスが見慣れた西鉄バスなのでなんとなくホッとした。家の近くを走っているのは九州産交バスだが、買い物とかに出かける場所は西鉄バスが走っている。
往路で走った有明沿岸道路は帰りは混む可能性を考えて使わず、道の駅 みやまに寄り国道443号を使うつもりだった。道の駅 みやまへ行く途中でどこで休憩を入れるかを出発前に検討したが、グッデイ 大川店と道の駅 おおきのあたりは道が良さそうなのでここに寄ることにした。
14:47にグッデイ 大川店着。走行距離170.2 km、燃費27.2km/L、平均車速38km/h、走行時間4:27、EV走行距離85.7km(50%)、航続可能距離583km、外気温27度。高度10m。14:52発。
15:01に道の駅 おおき着。走行距離174.4km、燃費27.2 km/L、平均車速37km/h、走行時間4:40、EV走行距離88.4km(51%)、航続可能距離580km、外気温27度。高度9m。15:12発。
途中の田園地帯でカーナビの指示していない道の方が走りやすいそうな道だったので指示を無視して走ったら、途中から細い道を走るハメになった。行ったことがない場所で道を知らない場合はカーナビの言うとおりにしたほうが無難だと思った。
15:32に道の駅 みやま着。走行距離186.3km、燃費27.2km/L、平均車速37km/h、走行時間5:05、EV走行距離94.8km(51%)、航続可能距離566km、外気温26度。高度7m。栗と赤クラゲを購入。15:47発。
現在使っているETCカードが年1回は使わないと年会費がかかるものなのだが、今年はまだ使っていない。年会費回避のため、みやま柳川IC〜南関ICの1区間だけ高速を使うつもりだったのだが、すっかりど忘れした。高速の下をくぐってから思い出したが、戻るのも面倒なのでそのまま下道で行くことにした。
国道443号は途中にバイパスが出来ていて走りやすくなっていた。そう言えば前にこのあたりを走ったときはバイパスの工事中だった気がする。
途中で道を間違えたので間違えついでと最後の休憩にグッデイに寄ることにした。
16:28にグッデイ 玉名着。走行距離214.3km、燃費28.0km/L、平均車速37km/h、走行時間5:50、EV走行距離113.3km(53%)、航続可能距離31km、外気温25度。高度8m。16:35発。
県道4号の新幹線の線路のあたりはいつもは夕空をバックに雲仙が良く見えるのだが、この日はうっすらとしか見えなかった。経ヶ岳では雲に隠れて見えなかったが、ここでうっすらとしか見えないなら雲が無くても良く見えなかったかも。
16:53に自宅着。走行距離219.4km、燃費28.0km/L、平均車速36km/h、走行時間6:08、EV走行距離116.4km(58%)、航続可能距離535km、外気温25度。車の総走行距離11,723km。