御前岳・釈迦岳

杣の里渓流公園〜源流の森〜御前岳〜釈迦岳〜普賢岳〜矢部越〜杣の里渓流公園 2017/5/18

5/18(木)

5:55に自宅発。外気温13度。航続可能距離698km。予定していた出発時刻よりかなり遅れた。

2分ほど走行したところでトリップメーターのリセットしていなかったのに気付いてリセットした。

6:42に道の駅 鹿北着。走行距離32.8km、燃費25.5km/L、平均車速44km/h、走行時間0:45、EV走行距離16.2km(49%)、航続可能距離675km、外気温11度。高度123m。6:53発。

国道442号の道の脇にツツジもしくはシャクナゲが満開。色からしてシャクナゲだと思う。グリーンピア八女のシャクナゲが見頃だという案内の看板もあった。

途中に文字岳登山口の案内板があった。帰ってから調べたが、文字岳の読みは「もんじだけ」。矢部村山系の八名山(御前岳、釈迦岳、三国山、猿駆山、城山、文字岳、前門岳、高取山)の一つとのこと。

杣のさとの営業時間が7:00からと早く、家を出るのが遅れたせいでとっくに7時を過ぎていたので寄ってみることにした。

7:28に杣のさと着。走行距離57.2km、燃費24.2km/L、平均車速42km/h、走行時間1:21、EV走行距離29.5km(52%)、航続可能距離655km、外気温11度。高度318m。トイレは営業時間外でも使えそうな感じのトイレだった。せっかく寄ったのでわさび漬けを購入。「野球部員、演劇の舞台に立つ!〜甲子園まで642キロ〜」という映画のポスターが張ってあったが、帰ってから調べると八女が舞台で今年の3, 4月に八女市で撮影をやったらしい。7:33発。

国道から左折して杣の里渓流公園までの道は渓流沿いの気持ちの良い道。道幅が狭くて走りにくいのではないかと心配したが、所々狭い場所はあったが、大半は車がすれ違うのに問題がない道だった。

7:48に杣の里渓流公園の駐車場着。走行距離64.5km、燃費21.4km/L、平均車速40km/h、走行時間1:36、EV走行距離31.8km(49%)、航続可能距離662km、外気温12度。高度620m。

杣の里渓流公園〜林道出会〜御前岳分岐〜源流の森入口〜展望所

7:56に一旦駐車場を出発。登山口は駐車場のすぐ脇。

今回はまずまっすぐ御前岳に登り、釈迦岳まで行って、矢部越に降りてから杣の里渓流公園に戻ってくる予定だった。が、登山口にある案内板に「源流の森」という気になる記述があった。「源流の森」のそばには「原生(天然)林 シャクナゲ」とまで書いてあった。原生林は見たいし、車でここに来るまでにシャクナゲの花が咲いていたのでシャクナゲの花盛りだろうということでかなり心が惹かれた。新・分県登山ガイドや昭文社の地図にこのコースは載っていないが、案内板に書かれているくらいだから一般コースなのだろうと源流の森経由で行ってみることにした(これが大間違いで途中から藪に戻りかかっているような道だった)。

案内板の左側に書かれていたコースタイムは以下の通り。

1〜21.2km登り45分
2〜1下り30分
2〜32.0km30分
3〜42.0km登り80分
下り60分
4〜52.0km60分
5〜61.0km下り30分
6〜51.0km登り40分
6〜80.7km下り30分
8〜6登り40分
8〜11.5km30分
(舗装道路)
2〜41.0km登り40分
4〜2下り30分
御前岳〜釈迦岳縦走コース
所要時間: 約5時間
  • 1 登山口
  • 2 分岐点
  • 3 源流の森
  • 4 御前岳
  • 5 釈迦岳
  • 6 登山口
  • 7 道路分岐

源流の森入って何だろう? 入口のことか? ところで8はどこだ? いくら見ても8がない。源流の森入と書いてあるところが昭文社の地図やスマートフォンに入れている国土地理院の地図で林道が終わっているあたりらしい。その先は昭文社の地図にも国土地理院の地図にも載っていないので念の為にメモがわりに携帯電話で写真に撮っておいた。

この地図は8がないし、しかも現地で地図を見ている時には気付かなかったが、2が2つあったり、7はあるのだがあるだけというかなりの適当っぷり。帰ってから調べてみると、八女市のホームページに御前岳釈迦岳の案内があって、そこに地図が載っていた。地図の画像が小さくて数字が読めないが、PDFファイルも置いてあり、こちらだと数字が読める。8は八ツ滝らしい。PDFの方も適当な記述があり、「8〜1 50分」、「2〜4 登り30分 4〜2 下り40分」とか書いてある。おそらく前者は「6〜1」の間違いで、後者は登りと下りが逆。

しばらく登ると祠があり、勢至菩薩が祀られていた。祠の脇のエビネが満開。

20分ほど登ったところで少し空腹を覚えた。そこで食料を車の中に置いたままだったことに気付いた。食料無しだと御前岳に登ってから釈迦岳に行くには辛いだろうから、仕方なく駐車場へ引き返した。

駐車場に着いて、食料をザックに詰め込んだ。とりあえず、食料として持ってきた菓子パン、惣菜パン計5個のうち1個を食べた。

歩き出して駐車場が見える小高い場所まで登ったところで車に日差しがモロに当たっているのが見えた。方向から言って下山してくるまでずっと日射に晒されていると思ったので、車に戻ってフロントグラスへシェードをセットした。再び歩き出したのだが、先ほどの車が見える場所まで来たときにシェードの吸盤が剥がれてシェードが役立たずの状態になっているのが見えたので再び戻って、車を動かして停め直した。

山道は沢沿いで沢を何度か渡りながら高度をあげていった。植林と自然林が入り交じった森の中の気持ちの良い道。途中にイノシシの物らしきボロボロの頭蓋骨が落ちていた。ツツドリやらキツツキの鳴き声が聞えた。

今回は前回の山行の帰りにモンベルで買ったタイオガブーツの歩き初め。前に履いていたザンバラン フジヤマよりちょっと固めな感じ。タンの部分とソールがもう少し柔いと歩きやすいように思う。何度か歩いて履き込んでいくうちに何とかなるだろう。

登るに連れ、上の方からチェーンソーの音が聞えてきた。そろそろ林道かなと思っていたら、あっさり林道に到着。

林道をほんの少し歩くと御前岳へ直接登る道との分岐。出発時点で時間をロスしているので源流の森へ行くのはやめようかとも思ったが、シャクナゲの花が見られるだろうと思ったので、やはり源流の森を経由することにした。

しばらく林道を歩くと人がひとり休憩していた。どうも林道の脇の邪魔な木を切っている林業関係者らしい。だからチェーンソーの音が聞えていたのか。

さらに林道を進んでいった。林道の脇は広葉落葉樹の森となっており緑が目に鮮やか。どこかでカッコウが鳴いていた。

源流の森までは思っていたより距離があった。途中、車両通行禁止の看板がある場所があって、そこには進入止めの杭として丸太が何本か立てられていた。どうやら、ここが林道の終点で源流の森入口らしい。そこからすぐに斜面が崩れてきたり、幅が狭かったりで車が通れるような道では無くなっていた。

道は所々簡易舗装した道が見えていたが、荒れており、もし車での進入が可能だとしても崩落が怖くて車では入りたくない道。しばらく歩くと前方にテーブルとベンチ、東屋が見えてきた。

せっかくテーブルとベンチがあるのでここで休憩を兼ねて、食事をすることにした。 持ってきたパンを1個食べた。

なんでわざわざこんなところに東屋を建てたのかと思ったが、帰ってから調べるとここは展望所で八女市のホームページには建てられてからすぐらしき写真があり、その当時は展望が良かったようだ。Google マップでは源流の森展望台となっている。まわりの木が伸びたようでここが展望台だとは露にも思わなかった。

シャクナゲの木があったが、ほとんど終わっていたが、咲き残っているものもあったし、まだ蕾をつけている木もあった。思っていたほどたくさんは生えていなかったのでちょっとがっかり。ナナカマドの木も少し生えていた。

展望所〜源流の森入口分岐〜御前岳

御前岳への登り口は右側の斜面だが、ここまで来た道がまっすぐとまだ先まで続いており、その脇に看板があった。どうやら遊歩道がまだ先まで続いているらしい。

看板に書かれていた内容は以下の通り。

杣の里・権現さん《源流の森》
山は海の恋人・川は仲人

福岡県最高峰釈迦岳(ふくおかけんさいこうほうしゃかだけ)(1230.8m)、御前岳(ごぜんだけ)(1209m)連峰(れんぽう)は、筑後川(ちくごがわ)矢部川(やべがわ)の源流で分水嶺(ぶんすいれい)として希少(きしょう)な地です。

矢部川は、こうした源流の水が血管(けっかん)のように、支流(しりゅう)から本流(ほんりゅう)へと 合流(ごうりゅう)し、大きな流れとなり、たっぷりとミネラル等の養分(ようぶん)を含んだ (ゆた)かな川となって、台地と人の心を(うる)しながら、遠く(55.1km)有明海 まで注いでいるのです。

この釈迦岳、御前岳には、ケヤキ、ブナ、シオジ等の原生林(げんせいりん)があ り、貴重(きちょう)自然遺産(しぜんいさん)で、原生林は県内でも英彦山(ひこさん)国有林御側山(おそばやま)に しかないと言われ、特に幹周(みきまわ)りが5mを越えるケヤキ等の原生木は 矢部村はもとより福岡県の宝といえます。

この貴重な自然を保護(ほご)学習(がくしゅう)の場として「源流の森」を上流下流(じょうりゅうかりゅう) 地域(ちいき)(みんな)(まも)(そだ)てていきましょう。

大切な自然です。火の用心を守り、ゴミは持ち帰りましょう。
福岡県森林管理署・矢部村

遊歩道よりの登りの斜面にはシャクナゲが所々に花を咲かせていた。展望所にあったシャクナゲの花は色が濃かったのでこれって自生ではなく植えたのではとふと思ったのだが、その通りだったようだ。色が濃かったのと八女ローターリークラブという小さい柱があったので疑いが湧いたのだが、斜面に生えているシャクナゲは薄いピンクの花ばかりで展望所にあったシャクナゲのような濃い色の花は一つもなかった。

あまり人が歩いていない感じの道だったが、途中にあるピークまではそこそこ歩きやすかった。ただ、落ち葉のせいで少し道がわかりにくくなっていた。これが秋だったらもっとわかりにくいだろうと思ったが、落ち葉は常緑広葉樹のものだった。常緑広葉樹と落葉広葉樹が混在しているので、秋もわかりにくいだろうが、常緑広葉樹の葉の生え変わる春もわかりにくいだろう。

道の方向を掴むため携帯電話のメモ代りの案内板の写真を1, 2回見たが、バッテリーの残量が少なくなったので電源を切った。古い携帯なのでバッテリーがヘタって来ているのでバッテリーの残量が突然ガクっと落ちることが多々ある。スマートフォンの方で写真を撮っておけばよかった。

途中のピークからだんだん道が悪くなってきた。道の脇の笹などの藪が背丈以上に生い茂り、道も狭いので藪の中の踏み後をかき分けるような状態になった。ノバラとかも混じっているようで半袖の腕がチクチクした。道幅も狭いところでは20cm位しかなく、獣道に入り込んでいるのでは無いかと思わせる道。それでも所々にある赤テープが正しい道であることを教えてくれた。笹は花を咲かせているのが多かった。花を咲かせているのはこのあたりのものだけではなく御前岳〜釈迦岳でも見られた。帰ってから調べるとこのあたりに生えているのはスズタケ。スズタケの花が咲くのは120年に一度と言われているらしい。でも、子供の頃から笹の花は3, 4回は見たことあるから花の咲く周期は言われているほど長くはないように思う。

途中で源流の森入口から直接登ってくる道と合流したが、源流の森入口では分岐点がどこだかわからなかった。道が合流したのだから少しは道が良くなるかと思ったのだが、相変わらず道は悪かった。

所々でナンゴクミツバツツジ、ホウチャクソウの花が咲き、ツツドリ、ウグイスなどが鳴き声が聞え、雰囲気はのどかなのだが、時々見える御前岳になかなか近づかないので、あまり脇目も振らずにひたすら歩き続けた。

意外とアップダウンがある道だったが、御前岳の斜面に取り付いてしばらく歩くとあっさりと頂上が現れた。登山口の案内板のコースタイムは80分とあって、何でそれほどかかるのかと思ったのだが、この道ではそうだろうなと実際に歩いてやっと納得できた。歩いている途中から80分では到着しないのではと思ったがほぼその時間でたどり着いた。

山頂にはミヤマキリシマの幼木が花を咲かせていた。

木々に邪魔されているものの祖母山、阿蘇山、八方ヶ岳、万年山、由布岳を眺めることが出来た。鞍岳も手前の山に邪魔されているもののてっぺんの方だけ見えた。

休憩していると夫婦らしい登山者が杣の里の方から登ってきた。この日に出会った登山者はこの2人のみ。結構良い山歩きのコースだと思うのだが、登山口までのアプローチが長いのでそれほど人が来ないようだ。

山頂の道標は2つあって、片方は標高が1209m、もう一方は1211m。

御前岳〜杣の里渓流公園分岐〜釈迦岳本釈迦

山頂で十分休んだ後、釈迦岳へ向かった。森の中の気持ちの良いコース。クサリ場もあるけど、ほとんどが平坦で歩きやすい。御前岳までの道に比べたら天国のような道。ゆっくり歩いたつもりだったが、すぐに釈迦岳についてしまった。登山口の案内板によるとコースタイムは展望所〜御前岳は80分、御前岳〜釈迦岳の60分だが、実際にかかった時間は前者が75分、後者が45分。しかも前者は普通に歩いてで、後者はゆっくり歩いてなので、展望所〜御前岳の道が歩きづらい道だったことがよく分かる。

釈迦岳の表記と読みはかなり揺れがあるようだ。三省堂のコンサイス日本山名時点 釈迦岳(しゃかたけ)、昭文社の山と高原地図は釈迦岳(しゃかだけ)、国土地理院の日本の山岳標高一覧でも釈迦岳(しゃかだけ)、山渓の新・分県登山ガイドの39の福岡県の山および43の大分県の山では釈迦岳(しゃかだけ)となっている。県境の山ゆえに土地によって表記や読みに違いが生じているのだろう。

この釈迦岳は福岡県の最高峰で、今まで都道府県の最高峰は、福島県(燧ヶ岳)、新潟県(小蓮華山)、富山県(立山・大汝山)、山梨県・静岡県(富士山)、長野県・岐阜県(奥穂高岳)、大分県(九重山・中岳)、宮崎県(祖母山)に登っているので丁度10個目の最高峰。

御前岳同様にこちらも山頂の道標が2つあって、1231mと1230mになっていた。

山頂からの眺めは御前岳ほどでは無かったのでさっさと切り上げて普賢岳へ向かった。

釈迦岳本釈迦〜矢部越分岐〜普賢岳

ほんの少し歩くと矢部越へ降りる道の分岐でさらにほんの少し歩くと普賢岳のレーダードームへ続く舗装道に出た。

釈迦岳(本釈迦)より普賢岳の方が少し高いが、こちらは大分県。レーダードームがあり、他の山から見たときにこのドームがあるおかけで釈迦岳は見間違いようがない。何のレーダーなのかは考えたこともなかったが、国土交通省の雨量観測用のものだったのか。

普賢岳にある風景早見板を見て驚いた。山の位置の記述がかなり適当。下の写真はその早見板で、実際の山は写真の下の番号の通り。少しだけずれてはいるものの許容範囲と言えそうなのは「烏帽子岳方面」と「酒呑童子山方面」だけ。

  • (1)由布岳
  • (2)万年山
  • (3)涌蓋山
  • (4)九重山
  • (5)渡神岳
  • (6)祖母山
  • (7)阿蘇山(根子岳、高岳、烏帽子岳)
  • (8)酒呑童子山
  • (9)八方ヶ岳

※ 実際の早見板の写真では祖母山は雲に隠れていて写っておらず、阿蘇山はうっすらと見える程度。

酒呑童子山はわざわざルビが振ってあるがそれが間違っている。「しゅてんどうじさん」となっているが、本当は「しゅてんどうじやま」。国土地理院の『山岳標高一覧』でも「しゅてんどうじやま」になっている。

これを作製した人はおそらく山に詳しくなく、山について聞ける人が身近にいないのにも関わらず、作製を任され仕方なく大体の方向で山名を入れてしまったのだろう。

山頂からの景色は今回のコースでここが一番よかった。残念ながら鞍岳はここでもてっぺんの方しか見えなかった。景色を見ながら休憩がてらパン2個で昼食。

普賢岳〜矢部越分岐〜矢部越〜八ツ滝

さてそろそろ出発しようかとしているときに車が2台上ってきた。片方の車の上にネットが設置されていたので何かの生態調査だろうなと思ったら、やはりそうだったようで車から降りた人を途中で抜かしたのだが、そのひとりが木の枝を叩き、その下に四つ手網のようなもので落ちてくる虫(?)を捕らえているようだった。

矢部越までのあっさり着いてしまったが、八ツ滝までは思っていたより時間がかかった。山と高原地図では林道を歩いて杣の郷渓流公園まで35分になっているが、間違っているようだ。林道をショートカット出来る御前釈迦自然歩道の方を歩いたが、矢部越から八ツ滝まで37分、杣の郷渓流公園まで52分かかった。山と高原地図の35分は八ツ滝までの時間の間違いだと思う。

矢部越からは御前釈迦自然歩道の方を通った。登りでは沢があったけど、こちらには沢がないなと思いながら歩いていたら、すぐに沢に出くわした。

矢部越からの自然歩道は途中で3回ほど林道を横切り下っていった。途中にあった道標に宮ノ尾バス停10.4キロと書かれていた。矢部越では9.6キロだったのに何で距離が増えるのかと思ったが、矢部越の9.6kmは御前釈迦自然歩道を歩いた場合の距離で、途中にあった道標の10.4kmは林道をを歩いた場合の距離らしい。

途中の砂防ダムの上の渕に魚が泳いでいた。砂防ダムの下からあがって来れそうにない場所なので不思議に思った。帰ってから調べてみると、八ツ滝にエノハ(ヤマメ)を放したために御側川にエノハが生息するようになったいう話があるらしい。更に上流の方にも放流された可能性もありそう。

八ツ滝〜杣の里渓流公園

歩いていると花の良い香りがしてきた。森の木に絡みついたフジが花を咲かせていた。御前岳の登りの時にも花の香りがしたが、それもおそらくフジの花の香りだったのだろう。

途中、軽自動車が1台下っていった。杣の里渓流公園から奥日田グリーンロードまではGoogleストリートビューのデータがないので余程の悪路なのだろうと思っていたが、今回歩いてみてわかったが、普通の林道だった。

下に下っていくのに連れて沢が遙か下の方に流れるようになって来た。沢が遙か下になったなと感じながら歩いていると杣の里大吊り橋が見えてきた。

杣の里大吊り橋の脇を通りすぎるとすぐに登山口。登山口からは吊り橋は見えないので出発したときは吊り橋がこんなに近くにあるとは思わなかった。

駐車場で最後に残っていたパン1個を食べた。ゴール地点までは少しだけは食料を残して、ゴールで平らげる程度が良いと思う。

駐車場には自分の車の他にもう1台C-HRが停まっていた。C-HRを間近で見るのは初めて。多分、御前岳であった夫婦連れの車だろうなと思っていたら、その夫婦連れが林道を降りてきた。このふたりは御前岳を出発してすぐに抜かして、そのあとは見かけなかったので、ずっと後ろを歩いていたのだろう。こちらが到着してからあまり時間が経たないうちに到着したということはおそらく普賢岳はパスしたのだろう。今回のコースで普賢岳が一番展望が開けていたので少しもったないなと思った。

コースタイム

トラックログ

15:03に杣の里渓流公園発。

国道442号から杣の里渓流公園へ続く道を入ったときは、こんなところに宿泊施設を作るのはどうなのよと思ったが、矢部越から下ってきて、こういうところで宿泊してのんびりするのもありだなと思った。杣の里渓流公園は手軽に来れる秘境といった感じの場所だった。その宿泊施設「ソマリアンハウス」は2016年3月に営業終了しているということだ。 レストラン、物産販売店が引っ越したのが杣のさとらしい。一日何もしないでただただノンビリと過すようなスタイルの旅行をする人が増えない限りこのような場所の宿泊施設の維持は難しいだろう

復路は往路をそのまま帰った方が早いが道の駅 せせらぎ郷かみつえに寄り道することにした。

晴れているので楽しいドライブ。途中に竹原峠、猿駈山登山口を示す標識があった。国道442号沿いって登れる山多いなぁ。

津江温泉の横を通ったがまだ温泉は復旧していない。いつ復旧するのだろう。

道の駅 せせらぎ郷かみつえの手前でカーナビは落石のため片側交互通行と今回は言わなかった。VICSの道路交通情報がやっと修正されたか。

15:50に道の駅 せせらぎ郷かみつえ着。走行距離92.9kmkm、燃費24.8km/L、平均車速38km/h、走行時間2:28、EV走行距離50.8km(55%)、航続可能距離631km、外気温24度。高度350m。

藤棚が撤去されていた。藤棚って結構管理が面倒そうだからなぁ。イノシシ肉、日田ギスカンを購入。「根ワサビは不作で入荷未定です」という貼り紙があった。生のワサビを買えるところってこのあたりではここしか知らないのに...。困った。

16:05に道の駅 せせらぎ郷かみつえ発。

道の駅を出て少し走ったところで後ろからトラックがやってきたので道の脇に寄せて、先に通ってもらった。天気が良いから、のんびりとドライブがしたかったから。

兵戸トンネルの手前でバックミラーに少し後方を走っていた車を追い抜いてくる車が見えた。後ろの車もそんなに遅い速度で走っていたわけでもなさそうなのによくやるわと思って見ていた。自分の車も抜かしたかったのかも知れないが、すぐに何台かの車を後ろに従え、先ほどのトラックが常識的なスピードで走っていたのでせっかく後続車を抜かしたのにその速度に合わせるしかなくなっていた。トラックは下りにさしかかったので少しスピードを落としたようだ。この車は菊池市街地の手前まで後ろを走っていたのだが、カーブが多くなると付いて来れなくなっていた。直線番長なら山間部の道で追い越しなんてかけるなよ。

菊池市街に降りてきたら気温が29度だったので、エアコンをつけた。窓を開けて走りたいけど、この気温ではちょっとそれも出来ない。

16:53にコメリ 菊池店着。走行距離122.1km、燃費26.7km/L、平均車速37km/h、走行時間3:17、EV走行距離65.5km(54%)、航続可能距離607km、外気温29度。高度54m。

コメリでは駄温鉢を購入。ヒツジグサが昨年咲かせた花を放っておいたら、種が出来て、芽を出していたのでそれを植えて育てるため。

17:04にコメリ 菊池店発。

途中のセブン-イレブンで自動車税の払い込みをした。

山鹿のはずれあたりで気温が26度になっていたのでエアコンをオフにして再び窓を開けて走った。

新幹線の線路を越える手前くらいで雲仙がうっすらと見えた。こっちまで来てもその程度しか見えないのでは山の上では見えなかったのも仕方ない。少し集中力が切れてきたのでグッデイにも寄ることにした。

18:03にグッデイ 玉名店着。走行距離151.3km、燃費27.5km/L、平均車速361km/h、走行時間4:10、EV走行距離84.0km(56%)、航続可能距離591km、外気温26度。高度12m。18:16発。

18:33に自宅着。走行距離156.4km、燃費27.5km/L、平均車速35km/h、走行時間4:28、EV走行距離87.5km(56%)、航続可能距離588km、外気温19度。車の総走行距離10,018km。

TOP