酒呑童子山

カシノキヅル越登山口〜小鈴山〜酒呑童子山〜カシノキヅル越登山口 2016/5/23

運動不足気味なのでどこかに登りに行くことにした。

4/14・16の熊本地震で登れる山の選択肢がかなり減っている。阿蘇山は登れない。今年に入って登った鞍岳、俵山も登れない。5/19に鞍岳の様子を見に行ったが菊池市側は四季の里 旭志の所で通行止め、阿蘇市側もミルクロードからの入口の所に通行止めの看板があり、鞍岳もしばらくは登れそうにもない。由布岳・鶴見岳も登山禁止。九重山は赤川登山口〜久住山、沢水〜稲星山・鳴子山、長者原〜三俣山が通行できない。

湧蓋山、万年山、祖母山、八方ヶ岳、九重では大船山あたりは問題ないらしい。大船山には登ったことがないので候補に挙がったが家から登山口まで行く道に不安がある。まず、県道45号は菊池渓谷のあたりで土砂崩れで通れない。国道57号は土砂崩れで通れないためミルクロードに迂回が必要だが、19日に見た状態だと結構混んでいた。林道のように狭い県道23号を二重ノ峠までの抜け道として使ってる車が結構いた状態。行きは早朝でおそらく問題ないとしても帰りが不安。

津江方面の山は登ったことはなかったが、津江方面は大丈夫だろうと言うことで酒呑童子山に行ってみることにした。

5/23(月)

朝食を済ませた後、7:44に自宅発。車の気温の表示は27度だったが、しばらく車を走らせた後には22度になっていた。走行可能距離798km。

いつもは山に登る前日に食料を調達しているが今回は直前まで出かけるか迷っていたので途中のマックスバリュで調達することにした。

8:28にマックスバリュ 山鹿店着。走行距離24.7km、燃費28.5m/L。平均車速32km/h、走行時間0:47、EV走行距離16.2km(65%)、航続可能距離772km、外気温24度。高度49m。以前に早朝にここで食料調達したときは商品がスカスカだったが、この時間にはさすがに普通に商品があった。8:39発。

このまままっすぐ登山口に行こうかとも思ったが、菊池市街を過ぎたら登山口まで休憩できるところはないのでトイレ休憩をすることにした。

8:47に道の駅 水辺プラザかもと着。走行距離29/0km、燃費29.4m/L。平均車速31km/h、走行時間0:56、EV走行距離19.2km(66%)、航続可能距離768km、外気温25度。高度38m。トイレ休憩するなら道の駅ということで、ここの近くの道の駅 七城メロンドームばかりに寄っていたが、こちらも道の駅になった(昨年11/5)ので今回はこちらに寄った。8:54発。

菊池渓谷に向かう県道45号は入口の所で通行止めだった。国道387号は問題なさそう。387号に入ってすぐのあたりの道の脇に沢山ユキノシタの花が咲いていた。

387号を進み、兵戸トンネルを抜け、前方に上津江フィッシングパークの駐車場(看板とかは特になくて駐車場がぽつんとある)の手前で左折して兵戸スーパー林道へ。車がすれ違えるところはそれなりにあり、林道としては普通の道。どんどん上っていって上りきったところにカシノキヅル越登山口の駐車場があった。登山口までの林道の途中には水汲み場があり、この日も平日なのに車が停まっていたので、車の通行はあるものと思っていた方が良さそう。でも、今回は林道からカシノキヅル越までと、カシノキヅル越〜道の駅 鯛生金山までで走行している車とはすれ違わなかった。

今回はスマートフォンにMapFan 2015をインストールしてカーナビとして使ってみた。MapFanはWindows 95を使っていた頃に東芝のLibrettoにソニーのGPSアンテナを接続して、ナビ代りにして遊んでいた。画面の感じはあの頃と同じ。ローカルで地図データを持っているので、通信状態は気にしなくて良いのだが、問題はGPSの受信状態。GPSの受信状態のせいか林道に入ってからは「ルートを外れました。リルートします。」というのが何回かあった。音声案内は車載カーナビと遜色ない。GPSの受信状態が良い場所だけで使い、VICS情報がいらなければカーナビとして十分使える。車載ナビの補助として今後もたまに使ってみたい。

9:40にカシノキヅル越登山口駐車場着。走行距離58.7km、燃費20.0m/L。平均車速34km/h、走行時間1:43、EV走行距離30.4km(52%)、航続可能距離738km、外気温21度。高度1,041m。

カシノキヅル越登山口〜小鈴山〜小鈴越〜酒呑童子山

鳥の鳴き声を聞きつつ、登山靴に履き替えた後に歩き出した。登山口の道標だと酒呑童子山までは1766.2m。

駐車場の奥の方に登山口があり、そこから植林の中を疑木の階段を登っていった。道は整備されており歩きやすい。ハルゼミが遠くの方で鳴いていた。

小鈴山の少し先にシャクナゲが生えていたが花はすでに終わってしまったようで咲いていなかった。

小鈴山よりどんどん下って小鈴越へ。ここは十字路になっていて、道標があった。小鈴山までは580m 、酒呑童子山までは950m、スーパー林道までは250m。「中川内集落方面」と赤い文字と矢印がかかれた看板があり、矢印はスーパー林道の逆の方を指していた。こんな山の中に集落?と思ったが、帰ってから調べてみると小鈴越から5kmほどの距離に集落があり、小鈴越から500m位のあたりまで林道が伸びていた。

酒呑童子山の山頂の手前にクサリ場。今回の一番の難所と言えるが、ごく普通のクサリ場で最初の少しだけは鎖を使った方が楽ではあるが鎖がなくても何とかなる程度。

山頂あたりをぐるりと一回りすると釈迦岳、御前岳、渡神岳、九重山、湧蓋山、由布岳、金峰山、八方ヶ岳などが見えた。新・分県登山ガイドには阿蘇山も見えるように書いてあるが、阿蘇山の方向は木があって見えない。

酒呑童子山〜小鈴越〜林道出合〜カシノキヅル越登山口

眺望が良ければもう少し長居しただろうが、白っぽく霞んで今一つだったので早々に下山開始。

小鈴越からはスーパー林道の方へ下った。ネットで酒呑童子山のコースを調べているときに復路は小鈴越からスーパー林道に下っている例が多かったが、小鈴越から小鈴山への登りが面倒だからだろう。酒呑童子山まではあった階段は疑木の階段だったが、林道までは朽ちかけた木の階段。少し荒れていて、これまでの道よりは悪いが、山道としては普通。これまでよりは少し急な下りでどんどんと林道へ下っていった。

林道からカシノキヅル登山口までの林道は行きに車で通った林道でゆるゆると登っていく道。途中、阿蘇山方面が見える場所もあった。林道から見ると植林が山の下の方から上に伸び上がっていってる。今回のコースは登山口付近は植林であったが、それ以外はずっと自然林の森で新緑が美しかった。カエデの木もあったから秋には紅葉が楽しめそうだ。

カシノキヅル越登山口の手前の左にハナグロ山登山口の看板。酒呑童子山について調べているときに近くにあるとわかった山だが展望はないらしい。

コースタイム

トラックログ

11:52にカシノキヅル登山口駐車場発。

来た道をそのまま戻るのも面白くないので道の駅 鯛生金山に寄り道することにした。

12:20に道の駅 鯛生金山着。走行距離68.4km、燃費22.5m/L。平均車速31km/h、走行時間2:12、EV走行距離34.5km(50%)、航続可能距離728km、外気温26度。高度543m。いかにも山の中と言った感じでシカの角(頭蓋骨付)や猪の肉が売られていた。12:36発。

ここからは県道9号、県道113号で菊池市方面に下ることにした。以前に鶴見岳に登った帰りにカーナビの指示通りに県道9号で山鹿市方面に下ったことがあった。宿ヶ峰尾峠付近の道が狭く車のすれ違いが困難な場所が長かったためこちらには下りたくない。

県道133号は最初こそ狭い道だが龍門ダム近くからは広い快適な道。途中の上の方の狭い区間には水汲み場があったが、他に車が停まっていて車が停められそうになかったのでパスした。

13:27にコメリ 菊池店着。走行距離96km、燃費27.2m/L。平均車速31km/h、走行時間3:08、EV走行距離54.3km(57%)、航続可能距離706km、外気温33度。高度51m。13:42発。

すっと窓をあけて風を浴びながら走ってきたのだが、コメリに到着した時点でなんかやけに暑いなと思った。外気温が33度もあったのでさすがにここからは窓を閉めてエアコンをオンにした。

14:22に道の駅 きくすい着。走行距離120.1km、燃費27.6m/L。平均車速31km/h、走行時間3:51、EV走行距離70.1km(58%)、航続可能距離685km、外気温32度。高度16m。14:26発。

14:54に自宅着。走行距離129.9km、燃費27.5km/L、平均車速31km/h、走行時間4:10、EV走行距離75.6km(58%)、航続可能距離618km、外気温32度。車の総走行距離6,871km。

今回もスマートフォンに地図を入れて、YamaNaviを活用した。俵山、鞍岳で使ったときはなんとなくトラックログが今一つな感じだった。今回は少しだけ改善できたような気がする。やったことは"GPS Status & Toolbox"というアプリをインストールしてA-GPSデータをダウンロードとコンパスの校正を行った。

A-GPSはGPSの測位を補助するデータでこれがあるとGPSの測位の時間が短縮されるが、NTT docomoの場合はドコモ網内からしかアクセスできないサーバで提供しているそうだ。で、今使っているスマートフォンはNTT docomoのものだが回線契約はせずに自宅の無線LANにつなげているだけ。このままだとA-GPSデータは取れないので、"GPS Status & Toolbox"でA-GPSデータを取得した。

コンパスの校正は"GPS Status & Toolbox"で見ていたらコンパスが正確な方向を指していなかったため。

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