俵山

萌の里〜俵山〜萌の里 2016/3/22

一昨年にタダでスマートフォンを入手したのだが、あまり興味が無いので活用していなかった。でもGPSが付いているので山登りの時に活用してみようということで俵山に登って試してみることにした。俵山は昨年登ったときに下山の最後の方でコースがいまひとつわからなくて、ウロチョロしつつ降りてきたので試すにはちょうど良い。YamaNaviというアプリをインストールして使ってみることにした。このソフトはカシミール3Dで切り出した地図が使えるので、国土地理院の地図を切り出して利用してみた。

3/22(火)

7:05に自宅発。気温3度。航続可能距離735km。

今回は車を停める萌の里の営業が9:30からなのでちょっと遅めの出発。行くことを決めた時点から帰りにはハンズマン 菊陽店に寄り道するつもりだった。だが考えてみるとあの店は朝の7:00から開いていて、行きに寄ればほぼ経路上で全然遠回りにならないので行きに寄ることにした。あと、道の駅 あそ望の郷くぎのにもどうせ寄るから萌の里に行く前に寄ろうと思っていた。幸い、ここの営業開始は9:00、敷地内にあるモンベル 南阿蘇店も9:00からなので寄り道してから萌の里に行けば時間的にちょうど良い。

直接ハンズマンに行こうと思って出発したが、トイレに行っておこうということで道の駅 泗水にまず寄ることにした。

7:57に道の駅 泗水着。走行距離27.4km、燃費21.1km/L、平均車速30km/h、走行時間0:55、EV走行距離15.5km(57%)、航続可能距離702km、外気温5度。高度55m。トイレ休憩が目的だったのになんとトイレが工事中で使えない。隣の孔子公園にトイレがあるかなと思って見てみたがなかった。8:04発。

道の駅 泗水のトイレが使えなかったので急遽途中のセブン−イレブンに寄った。タダでトイレだけってのも酷い話なので眠いときの眠気覚ましになるかなと思ってホールズを購入。そういえばホールズってしばらく食べてない。

8:42にハンズマン 菊陽店着。走行距離40.8km、燃費21.5km/L、平均車速29km/h、走行時間1:24、EV走行距離21.8km(53%)、航続可能距離691km、外気温9度。高度95m。宿根スミレ アメリカーナとかいうスミレと黄花カタクリを購入。8:56発。

予定外の寄り道をしたため、思っていたより時間がかかったので、道の駅 あそ望の郷くぎのへ寄るのは後回しにして、萌の里に直行して俵山に先に登ることにした。

9:25に萌の里着。走行距離59.6km、燃費22.1km/L、平均車速31km/h、走行時間2:35、EV走行距離46.3km(53%)、航続可能距離662km、外気温18度。高度298m。

萌の里〜612mピーク〜「標高 865米」の案内板〜「標高 926米」の案内板〜俵山

野焼きが終わっていたため山肌が黒い。萌の里の東側の未舗装の駐車場の奥の方の登山口から登り出した。送電線の鉄塔に向かっている踏み跡があるのでそこを登って行った。踏み跡がやや不明瞭なところもあるがとにかく鉄塔まで登れば良い。鉄塔から先は尾根筋の登りで見通しが良いので踏み跡を辿って行けば問題なし。

612mピークまでは休憩しないつもりだったが、 腹が減ったので途中に座るのに丁度良い岩があったのでそこで食事。軽く食べるつもりが結構腹が減っていたので持ってきた食料の半分以上を消費。

食べているときにたくさん食べるとその後は歩くペースが落ちるとは思いはしたが、歩き始めるとやはりなんとなくペースが落ちていた。でも、腹が減ったまま歩いてもシャリバテでそのうちペースが落ちるだろうから、腹をすかせたまま登るよりは良かったと思う。

612mピークでも少しだけ休憩。隣の尾根に放牧された牛がいた。

612mピークの下りあたりから少し牛糞が落ちていた。このあたりからハルリンドウがちらほらと咲いていた。下りきると牧柵のゲートがあり、そこを通過すると更に落ちている牛糞の量が増えたが、咲いているハルリンドウの花も増えた。 ゲートからほんの少し歩くと牧道に合流。そこを左折してほんの少しでショートカットコースの入口。「ショートカットコース 防火帯上で合流」と書かれた石が足元にある。ここからは植林の中の歩き。割と急な道だが、前回より道が乾いていて泥で滑らなかったので割と楽に登れた。ショートカットコースの終点には「標高 865米」の案内板があり、ここが防火帯を上ってくるコースとの合流点。

ここからは緩やかな道をのんびりとひと歩きで山頂に到着。

俵山〜「標高 875米」の案内板〜「標高 790米」の案内板〜「標高 545米」の案内板〜萌の里

連休明けの平日のため山頂には他にふたりしか登山者がいなかった。

一休みしたあとに下山開始。ゆるゆるとした道がしばらく続いた。

植林の中の「標高 875米」の案内板のすぐそばに石碑があったが、彫ってある文字が不鮮明で読めない。帰ってから調べたら「正七位山代清三君製氷記念碑」と書いてあるそうで明治20年ごろにこのあたりに製氷所が作られたそうだ。この案内板のそばには水が染み出している沢があり、カエルが鳴いていた。鳴き声は聞えるものの姿は見えない。多分、タゴガエルだと思う。タゴガエルといえば尾瀬の三平峠への登りの途中の水が湧いている場所でも春先に鳴いていたっけ。あそこのも鳴き声は聞えても姿は見えなかった。ここの沢はタゴガエルにとっては貴重な繁殖地なのだろう。この沢のすぐそばにはショウジョウバカマが咲いていた。

下っていくと牧道に行き当ったが作業をしている人たちがいた。登りの時に食事をした岩のあたりからタンクローリーが登っていくのが見えていたのだが、そのタンクローリーがこのあたりまで上がって来ていた。作業の人たちは牧道のコンクリートを打っていた。

前回ここを下ったときは「標高 545米」の案内板のあたりから今一つルートがわかりづらかったが、今回は誰かが積んだ石がところどころにあって、それなりに分かりやすかった。前回はとにかく踏み後らしき所を下へ下へと降りて道がわからなくなったが、下の方に向かうのでなく薄緑色の送電線の鉄塔を目標にすれば良いようだ。

鉄塔の脇から下の方に向かう明瞭な踏み跡があったのでそれを辿った。国土地理院の地図にも点線で示されている道なのでこれがコースだろうと思ったのが間違いで、ここは牧場の作業道。正しいコースはもう一つ先の鉄塔の方に向かう方向だったようだ。

下っていくと前回ウロチョロしたあたりに出てしまった。前回は牧道を左側に行ったが今回は右側に行ってみた。途中ゲートがあったが、隙間の大きな鉄パイプのゲートでザックを一旦降ろしてザックを先に通してから次に体を通してくぐり抜けられた。そこから少し歩くと萌の里の駐車場に到着した。

今回も道を間違えたが、「標高 545米」の案内板から踏み跡を辿り、送電線の薄緑色の鉄塔を目指し、到達したら下の方向へ向かう踏み跡でなく次の鉄塔の方向へ進み、鉄塔の脇に来たら、次の鉄塔の方向に向かっていくと途中で萌の里の方向に向かう道があるらしい。

コースタイム

萌の里で頼まれていた買い物。一重の矮性クチナシの鉢植えがあったので購入。14:45発。

15:03に道の駅 あそ望の郷くぎの着。走行距離73.8 km、燃費22.2 km/L、平均車速33 km/h、走行時間2:16 、EV走行距離38.3 km(52 %)、航続可能距離675 km、外気温17 度。高度437m。いつものごとく湧き水を汲んだ。次にモンベル 南阿蘇店に寄り、欲しかったTシャツを探した。が、Sサイズのしか置いてなかったのでLサイズのはないか聞いたら他の店舗から取り寄せ可能ということだったので取り寄せをお願いした。15:21発。

15:38に萌の里着。走行距離87.7km、燃費23.6km/L、平均車速34km/h、走行時間2:35、EV走行距離46.3km(53%)、航続可能距離662km、外気温18度。高度298m。15:43発。

県道206号沿いの花屋が気になったので寄り道。15:52着。走行距離91.8km、燃費24.5km/L、平均車速33km/h、走行時間2:45、EV走行距離48.8km(53%)、航続可能距離657km、外気温20度。高度186m。お店の名前はプレーリーハウス。ここの店は以前にも寄ったことがあるがその時は時間がなくてチラっとしか見なかったが、今回はじっくり見てみた。思っていたより植物の種類が多かった。矮性らしき八重のクチナシの鉢植えとゲラニウムを購入。16:15発。

夕方の208号は車が多くて通りたくなかったので、少し遠回りになるが菊池経由で帰ることにした。

16:53にコメリ 菊池店着。走行距離115.4km、燃費26.7km/L、平均車速34km/h、走行時間3:26、EV走行距離65.4km(57%)、航続可能距離648km、外気温20度。高度53m。何も買わなかった。17:01発。

17:28にナフコ 山鹿店着。走行距離128.6km、燃費27.4km/L、平均車速33km/h、走行時間3:53、EV走行距離74.7km(58%)、航続可能距離643km、外気温19度。高度17m。草花の培養土を5袋ほど購入。17:37発。

18:12に自宅着。走行距離149.1km、燃費28.0km/L、平均車速33km/h、走行時間4:30、EV走行距離87.8km(59%)、航続可能距離624km、外気温18度。車の総走行距離5,977km。

今回のコースは歩行距離がちょっと長いので年明け一発目に登るなら俵山ではなくもっと楽な鞍岳あたりにしておけばと帰ってきてから思った。

今回はスマートフォンに地図を入れて持っていったが結構役にたった。トラックログの間隔をYamaNaviの初期値の1分にしていたが、スマートフォンのGPSの性能が今一つのようでデータが少し歯抜けになっていた。ログ間隔を30秒くらいにした方が良さそう。地図と言えば昭文社の山と高原地図「阿蘇・九重 由布岳」は大雑把すぎてあまり役に立たない。山渓の新・分県登山ガイドの地図は登りが少し違っているものの地図のコースを忠実に辿れば問題はない。とにかく途中の牧野からの下りでは基本的には鉄塔巡視路を辿った方が良さそうで、本文の「鉄塔から先の涸れ谷沿いに下り」というのは無視した方が良さそう。道を知らずにこの文を参考にして下ると牧野の下の方で右往左往する可能性が大きそう。

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