大矢岳・大矢野岳

地蔵峠駐車場〜地蔵峠〜大矢岳〜大矢野岳〜三角点〜大矢野岳〜大矢岳〜地蔵峠〜地蔵峠駐車場 2012/10/5

10/5(金)

いつものごとく、車中で飲むコーヒーをコーヒーメーカーで淹れる間に荷物を車に積み込んだ。月が出ており、オリオン座が良く見えた。金星も輝いていた。

意外と寒くて、もう少し気温が低ければフリースが欲しいところ。

地蔵峠の駐車場を目的地にセットしたが、カーナビの示す道は熊本市内の建軍あたりまで出てから西原村側から地蔵峠に上るようになっていた。その通りに行ったら多分余計に時間がかかるので、いつも通りの道で行くことにした。

5:26に自宅発。気温13度。

途中のローソンで食料調達。

俵山トンネル手前の駐車場でちょっと休憩。風があって寒い。晴れて天気が良く、景色がよい。見えている山はどこの山だろうかと思っていたら、ちょうど展望の案内の看板があって、普賢岳、金峰山、二ノ岳、三ノ岳が見えていることがわかった。今回は大矢岳、大矢野岳に行くつもりで出てきたが、ここらの山なら冬でも降雪直後でなければ登れるので、高岳、中岳あたりに予定変更しようかとこのあたりで考えるようになった。

7:10にあそ望の郷くぎの着。走行距離64km、燃費22.3km/L。気温9度。高度431m。大矢岳、大矢野岳は紅葉の頃にまた来ればよいかと思い、目標を高岳、中岳に変更し、ロープウェイ駅に向かうことにした。7:26発。

ロープウェイ駅の施設がこの時間に使えるのかわからないので池の窪園地でトイレ休憩。

7:53に阿蘇山ロープウェイ駐車場着。走行距離81km、燃費19.1km/L。気温14度。高度1,145m。食料として3つ買ってきた惣菜パン3個のうち2個で朝食。

トイレは有料駐車場のところにあるものが使用可。

火山ガスで規制の時があるけど、朝っぱらから登る奴を規制で止めることが出来ないのではと思っていたが、いざ登ろうとして遊歩道の入口に行ってみると16:30〜8:30は通行禁止ということでロープが張ってあった。仕方がないので車に戻った。やることもないし、残っていたパン1個も腹に収めた。

8:25頃に火山ガスのため登山禁止という放送があり、高岳、中岳はあきらめ、当初の目的地の大矢野岳、大矢岳に登るために地蔵峠に向かうことにした。8:31発。

地蔵峠のふたつある駐車場のうちの上の方の駐車場に9:08着。走行距離109km、燃費20.2km/L。気温14度。高度1,051m。緯度経度 N32゜47’44”8 E130゜59’54”6。マップコード 480 464 444。

地蔵峠駐車場〜地蔵峠〜大矢岳

駐車場からさっそくゲンノショウコ、アザミの花が咲いていた。地蔵峠まで登るとマツムシソウが咲いていた。外輪山の道だけに阿蘇山の眺めが見事。

歩を進めるとリンドウ、ヤマラッキョウ、ウメバチソウ、アキノキリンソウなども咲いていた。

途中、クゥォー、グゥォーとかピィョォーといったような鳴き声が聞えたが、これは多分シカだろう。

大矢岳の山頂は山頂を示す標識とかは何もなし。ただ、三角点があるのみ。三角点の石柱は2つあり、不鮮明であるが片方には側面の一面に基点、もう一面に国地院と刻まれていた。もうひとつには補點と刻まれていた。

大矢岳〜大矢野岳〜三角点

大矢岳からほんの少しで樹林帯に入り、以降は展望はない。ここまでの登山道の脇に動物が土を掘り起こした跡が沢山あったのだが、多分イノシシだろうと思っていた。樹林帯に入り、しばらくすると道の脇の方で何かが動く気配がした。わりと近くにいそうなので少し藪の中に入って見てみると3mほどの近距離にイノシシがいた。まだ、若い個体でウリボウの縞模様がかすかに残っていた。餌を探すのに夢中でこちらが近づいたのに気付いていない。ウッウッとヴッヴッをあわせたような鳴き声を出していた。まわりを見ると茂みが動いており、もう1匹がそこにいるのがわかった。さらに見回すと遠くに大きな1匹がいたが、これが親イノシシだろう。子供を守るために突進して来られても困るので気付かれないうちに退散した。

しばらくいくとまたイノシシと遭遇。こちらは登山道で餌を食べていたらしいのが、大慌てで逃げていった。小さいのが2匹、茂みに隠れていて逃げたのが1匹、遠くに大きいのが1匹いた。

大矢野岳付近から先にはブナの巨木が見られるということで、ここを歩くことを思い立ったのだが、ブナの木がちらほらと見え出して、少し歩くと大矢野岳の山頂に着いた。展望は全くない。山頂のちょっと手前で道の左側に下草を刈り払って少しだけ開けたところがあったが、阿蘇側の刈り払いをして阿蘇が見えるようにする計画でもあるのかも。

山渓の新・分県登山ガイドによると、ここから先はみごとな自然林ということなのでとりあえずは先の三角点まで歩いて引き返すことにした。常緑広葉樹にナラ、ブナ、カエデの類が混じった森が続き、三角点に到達。ここも展望は全くない。ブナの巨木を見たいのでここまで歩いたが、落葉広葉樹が混在する自然林を見たいとか駒返峠まで歩くと言った目標がなければ、大矢岳から先は歩いて面白いものではないと思う。

三角点〜大矢野岳〜大矢岳〜地蔵峠〜地蔵峠駐車場

三角点からは来た道を引き返した。それまで誰ともあわなかったが、大矢岳の先で2人組、地蔵峠2人組に出会った。

駐車場まで戻ってくると、来たときには1台も車が停まっていなかったが、自分の車もあわせて6台が駐車していた。1台は久留米ナンバーであとは熊本ナンバー。

コースタイム

12:42に駐車場発。いつも寄っているパン屋さんに行ったがお休み。引き返してあそ望の郷くぎのへ。

13:09にあそ望の郷くぎの着。走行距離128km、燃費22.2km/L。気温27度。高度428m。今回はいつもと違う道を通って帰ろうということでグリーンロード南阿蘇経由で帰る予定で、そちらを通るとコンビニ等食料が調達できそうな所に出るまでどの程度かかるかわからないので、ここで食料を調達して食べることにした。売店で、地鶏めし(地鶏の炊き込み御飯のおにぎり2個)220円、 若鶏の唐揚げ280円を買ってきて車で食べた。いつものごとく、湧き水を汲んだ後、13:29発。

地蔵峠の駐車場を通過するときには車は3台しか停まっていなかった。地蔵峠から冠ヶ岳の登山道が途中で車道を横切る箇所では地蔵峠側、冠ヶ岳側にそれぞれ1台ずつ車が路肩に駐車してあった。

山の中の走りやすい道で結構ドライブ向きの道。途中、沢山のヒマワリが植えてある場所が見えたが、後で調べたら再春館パークというところらしい。そこのすぐ近くに阿蘇ミルク牧場というのもあった。

帰りもカーナビは建軍の方を通過して帰る道を指示したが、無視していつも使っている道を走った。

14:39にきくちのまんま 合志店着。走行距離175km、燃費23.0km/L。気温27度。高度93m。14:48発。

14:57に道の駅 泗水着。走行距離181km、燃費23.1km/L。気温28度。高度55m。先月に由布岳に行ったときに手に入れた『九州・沖縄「道の駅」スタンプラリー2012』のスタンプカードに5個目のスタンプを押した。これで必要なスタンプ5個がそろったのでここでカードを投函。こういうラリーはマメな奴しかやらないから、他の懸賞とかより当選確率が高い(といってもわずかだろうけど)と聞いたのでやっていたのだが、ここの道の駅でスタンプカード5, 6枚にひとりでスタンプを押しているクソばばあがいた。こういうふうにマメに不正をやる奴がいるからかえって当選確率低いかも。15:06発。

15:50に自宅着。気温28度。走行距離206km、燃費23.8km/L。車の総走行距離84,723km。

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