上高地

釜トンネル〜大正池〜田代池〜河童橋〜明神池〜釜トンネル 2004/12/10-12

11/28(日)

坂巻温泉に宿泊予約を入れた。今回の面子はうちと義父母。

12/10(金)

23:53に自宅を出発。

12/11(土)

0:29に柏ICより常磐道へ。0:34に三郷料金所、0:37に外環三郷西より外環道。0:58に新座料金所、1:49に上里SA、2:46に群馬・長野県境、3:15に東部湯の丸。途中、休憩は上里SA、東部湯の丸SA。

3:45に東部湯の丸ICより下道へ。4:26に三才山トンネル有料道路料金所、4:42に松本トンネル料金所、4:49にロイヤルホスト松本渚店へ。ここでしばらく休憩兼食事で時間を潰した。

ちょっとゆっくりしすぎて6:14にロイヤルホストを出た。6:27にローソン松本新村店、食料調達。

国道158号の上りで松電のバス2台が先行していたが、後ろを付いていった。空車のせいか結構速かった。道の駅と層雲峡の間で猿の群れを目撃。結構飛ばしたので、7:11には坂巻温泉着。走行距離327km、燃費17.9km/L。

釜トンネルまでは宿の車で送ってもらった。昨日、電話で予約の再確認をして、車で送ってもらえるようにお願いしておいた。予約の時点でスノーシューを2セット貸してもらうことにしていたのだが、昨日の電話をしたときに雪がないと言うことで借りないことにした。天気は悪くはないのだが、上空の風に飛ばされて来ているようで小雪が少し舞っていた。

中の湯売店〜大正池〜田代橋

釜トンネルは中の湯側から釜上トンネルにつながるトンネルを掘っており、そのトンネル工事をやっている関係で今回は釜上トンネルが歩行禁止で、すべて釜トンネルを歩いた。

釜トンネルを抜けるとやっと道の脇に雪があった。12月の風景とは思えない。気温も12月とは思えない程暖かい。週のはじめの週間天気予報では晴天は望めそうに無かったが、数日前から予報が好転してきて、出発直前の天気予報では晴れとなっていた。山の中だから完全には晴れないだろうと思っていたが、晴れてくれた。

大正池までいくと写真目的の人が少しいた。が、雪がぜんぜんないので例年のこの時期としては格段に少い。焼岳は上まで見えていたが、穂高は頭の方が雲に隠れていた。大正池の立ち枯れの木だが、ほとんど無くなっていた。

大正池から田代池へ。雪の上を歩くことになるが、薄い圧雪の上なので全然問題ない。田代池は貸しきり状態。田代池からは梓川コースで田代橋まで。以前は川のすぐ脇にも道が着けられていた部分が川から少しはなれたところになっていたりして、少しコースが変更されていた。

中ノ瀬園地で小休止して、湯を沸かして暖かい飲み物と食事。いつもの12月より気温は暖かいはずだが、なぜか寒さがこたえた。

田代橋〜上高地BT

バスターミナルへ。いつもならスノーシューを履いて先頭を交代しながら歩く場所であるが、雪の量が少いので、全然苦にならない。バスターミナルは新築工事中もほぼ終って、残すは内装工事だけらしい。途中の車道で抜かして行った車はここの工事関係者が大半のようだ。

上高地BT〜穂高神社

五千尺ホテルの手前で砂防工事をやっていた。ここが崩れたというのを見た記憶が全然ないので、ただの税金の無駄遣いとしか思えない。

時間も早いので明神まで足を伸ばすことにした。河童橋を渡り、林道と歩道の分岐を少し行ったところにニホンカモシカの死体があり仰天。外傷は見られないので病気か何かで死んだのであろう。

明神までは木道の上に雪が積もっていたためペースダウン。穂高神社のお舟祭の舟がしまってある建物の前でお湯を沸かして昼食。

穂高神社〜明神〜河童橋〜中の湯売店

明神池を散策。冬は穂高神社に参拝料をとられないから良い。途中で抜かされたグループの人々がいた。どうやら、ここで昼食にしたらしい。ここまで足を伸ばす人はそこそこいるらしく、昼食時から明神を去るまでに3グループ程見かけた。

穂高神社の脇にトイレが出来ていた。が、ここは冬期トイレは併設されていなかった。この近辺は明神館の前以外には嘉門次小屋にしかトイレがなく、客でもない奴らにトイレを利用されていた嘉門次小屋にとっては朗報であろう。復路で通った小梨平のキャンプ場内は3つ以上トイレがあったが、そんなところに3つもトイレを作る暇があったら、早くここにトイレを作れば良かったのに。

この日は土曜なので休工中のようだが、明神橋近辺で護岸工事。なんか、川の流れも大きく変えているようだ。冬にも工事をやっているというのは観光に配慮したというよりなんかうしろめたいところがあるのではなかろうか? ここの何の配慮もない護岸工事で化粧柳への影響が懸念されているし。

明神からの左岸は林の中ということもあって、そこそこ雪があった。多いところで7cm程度。16時くらいまでには釜トンネルを抜けないと寒くなってきて辛いだろうと思っていたのだが、ちょっとペースが遅い。林の中は雪が残っているのでちょっと今までより寒い。

バスターミナルからは車道を歩いた。ここの車道は周りに木があるため雪が残っておりそれが圧雪状態で滑るので歩きにくかった。

中の湯売店で休憩。売店の人の話によれば、旧釜トンネルは緊急時用に残されるらしい。また歩行者用としても使われるらしい。釜トンネルの素堀りの部分がほとんどなくなってしまったのは群発地震がおきたのを機会に工事してしまったからだという。いつのまにやら素堀りの部分が少くなっていて不思議に思っていたのだが、そういうことだったか。

ちょうど売店にタクシーの運転手さんがいたので坂巻温泉まで利用させてもらった。

コースタイム

12/12(日)

朝食を食べて、9:19に坂巻温泉出発。

途中、グレンパーク沢渡に寄って、お土産を買った。9:38。

しばらく走るとやたらと車がつながっていて、速度が遅くなった。よくよくみると先頭にRose Kankoと書いてある観光バスがいてこいつが原因。この莫迦は後ろが行列になっているにもかかわらず、停まって他車を先に通すことはなかった。この莫迦バスが風穴の里に寄ることをと期待したが、後ろにやむなく並ばされている車の多くの運転手の思いを裏切り、風穴の里には寄らなかった。行列は伸び続け、遊びで村役場のところは旧道を走ったが、旧道から戻ってきても、まだ行列中だった。新釜トンネルが開通すると大型バスが通れるようになるのでこういう渋滞はしょっちゅう起きることになるだろう。

どうせ、莫迦バスが国道158号をまっすぐ行き、スムーズに進めないのは目に見えていたので、村の駅 アルプスの郷でトイレ休憩した。その後に空気が乾燥して、喉が乾き気味なのでサークルK安曇野バイパス店で飲み物を仕入れた。10:12。

スイカとリンゴの欄干の橋を渡って、梓川村へ。セブン−イレブン 安曇野梓店に寄り、信越版の絵入りの年賀はがきを購入。10:42。

この日は展望がなかなか良いらしい松本の芥子坊主山に行って、東御市のアトリエ・ド・フロマージュに寄った後にさっくり帰るという作戦であったが、莫迦バスのおかげで下りてくるのが遅くなった。既に三郷ミルクが開店する時間になってしまっていたので三郷ミルクと三郷サラダ市に寄ることにした。

三郷サラダ市の駐車場で芥子坊主山の大体の位置をカーナビにセット。松本トンネル経由の道を指示されるかと思ったら、田沢経由の道を指示された。芥子坊主山の入口はいつ通っている道の脇だった。道を折れて進んでいくと通行止めで通れなかった。反対側の松本青年の家側から行く手もあるが、そこの道は前に行ったら農道のような道で行く気がしなかったので芥子坊主山は次の機会にすることにした。

アトリエ・ド・フロマージュでお茶。いつもならピザとか頼んで昼食とするところだが、昼食は別のところでするということで、飲み物とケーキだけ。

出発前に佐久近辺で鯉料理を食べられるところということで調べておいた国道18号沿いの店で昼食。ここの店、値段がちょっと高いので多分、もう来ないだろう。鯉のうま煮はうまかったが、鯉濃は昨晩の坂巻温泉旅館の夕食のものの方がうまかった。やはり、あそこの鯉濃は絶品である。

14:56に佐久ICより関越道。15:04に長野・群馬県境。16:40に新座料金所。16:56に大泉より外環道。17:27に常磐道を谷和原ICで降りた。途中の休憩は嵐山PAのみ。 料金所手前と先で渋滞があったもののわりと順調に帰ってこれた。家に戻る前に和食のレストランで夕食を取ってから帰宅。20:19に自宅着。

今回の総走行距離696km、燃費19.3km/L。車の総走行距離23,399km。ロイヤルホストで時間をつぶしすぎて、国道158号で飛ばしてガソリンを浪費したわりには燃費が悪くない。

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