霧訪山

北小野登山口〜霧訪山〜北小野登山口 2004/8/20-21

8/20(金)

土曜が晴れそうだということで、木曜日からどこに行くか考えていた。7月の蝶ヶ岳の帰りに寄ったほりでーゆ〜四季の郷で無料券をもらったので、帰りの風呂はそこでということで候補を上げた。鋤崎山とか天引山とか色々考えたが、体が疲れ気味なので楽な所と言うことで霧訪山(1305m、辰野町・塩尻市)に登り、余力があれば、高ボッチ山に行くことにした。ほとんど行ったことがない塩尻方面に行くことになったが、和田峠を越えていけば、安曇野方面と大して時間的に変わらないだろう。

10:43に自宅発。途中、スーパーに寄ってブラックブラックガムを買った。奥さんは用事があるということで今回は単独。単独なので高速代節約のため、いつもの谷和原ICではなく柏ICより23:28に常磐道へ。夜だったら、谷和原IC行くのと大して変わらなさそう。23:33に三郷料金所。23:37に外環三郷西より外環道、23:58に新座料金所。

8/21(土)

途中、上里SA、横川SAで休憩。横川SA、1:27。群馬・長野県境、1:42。1:50に佐久ICで降りて下道へ。

カーナビの示すままに国道141号, 県道44号, 国道142号を進んだ。笠取峠の先あたりで前を走っていた乗用車がその前を走っていたトラックをあおっていた。こんな場所であおってもトラックはそれ以上スピードを出せないだろうに。バカじゃないの。このあたりは冬に1回走ったことがあるけど、その時は凍結していたし、曲がりくねっていたイヤな道だった。

あおられていたトラックが和田宿ステーションに入ったので、こちらも入って休憩。和田宿ステーションの位置がうろ覚えだったのでトラックが入ってくれたのはありがたかった。

途中で下道優先にモードを変えたため、カーナビは旧和田峠に行くように指示。有料道路代節約のために素直に従った。旧和田峠は曲がりくねった狭い道だった。入った途端に少し後悔したが、夜間は車は通ってないだろうと思ったのでそのまま進んだ。突然、ヘッドライトにシカが浮かび上がった。奈良公園以外でシカを見たのは始めて。直後に前からトラックがやって来た。まさかこんな狭い道をトラックがやって来るとは。

峠を登りきったあたりにあった茶屋のような建物の駐車場でふたたびシカを目撃。ここには3頭もいた。その少し先で対向のトラックとすれ違った。道の脇でも1台休憩中。この後はすれ違った車は乗用車2台。

69カーブで真正面にオリオン座。緩いカーブも数のうちのようだが70以上もカーブがあって疲れる道であった。

和田トンネルははじめて通ったが、すごいところである。信号での交互通行。このような狭いトンネルをトラックが通過するとは。トンネルの先でまたシカを1頭目撃。

新道に合流したときはほっとした。今後は、旧道は時間に余裕があって、体力が有り余っているときしか通らないだろう。気温の表示があって12度。連日暑かったので半ズボンを履いてきたが、この気温は寒すぎる。

アクセルを踏まなくてもスピードが上がるくらい傾斜があり、ブレーキが効かなくなった車のための緊急避難所が所々にある。その上、曲がりくねっているのであるから本当に疲れる道である。

カーナビは最短距離を示していたようで、国道20号経由で行った方が楽だろうに、岡谷の町に入ってしまった。曲がる場所を間違えたようで結局国道20号に出てしまったが。

国道20号から県道254号へ。途中、やまびこ公園やらチロルの森やらがある。途中から道は離合に苦労しそうな細い道で国道153号に出たときはホッとした。

とりあえず、小野駅に行ってみた。駅の広場にトイレあり。明かりはついていないが、閉鎖はされておらず、使用可だった。

国道153号を矢彦神社で曲がると小さな案内板があり、以降は駐車場まで、小さな案内板にしたがって進んで行った。かなり狭い道で後半は舗装された農道。3:52に霧訪山駐車場着。満天の星空。

走行距離295km、20.4km/L。

到着後に下の方から車がやって来たが、どうやら農家の人らしい。半ズボンでは辛い気温なのでとりあえず、日の出まで仮眠することにした。

霧訪山登山口〜御嶽大権現の石碑〜かっとり城址〜避難小屋〜見晴らし台〜霧訪山

車中で朝食。ハバネロを使ったというカレーパンを買ってきたのだが、後から辛さがやって来た。後で腹に来るかなと思いつつも全部食った。

駐車場からそば、ネギ、野菜などの畑の中を少し上ると登山口。登山口にはクマ出没注意の看板。ザックの中から鈴を出した。

登山口からいきなり急。基本的に尾根に沿って直線的に道がついているのでずっと急な道。ロープが張ってあり、やたらと茸山立入禁止と書いた看板があった。ずーっと松林で、熊の餌は少なそうなので、クマ出没注意の看板は登山者が道を外れないようにするための脅しかと思いつつ登っていった。途中で猿の糞らしきものがあり、猿が居るくらいなら熊がいてもおかしくないので、脅しというわけでもなさそうだと思い直した。

途中、1時間〜10分まで10分間隔で案内の札や柱あった。10分とあっても3, 4割引の時間で登れた。

見晴し台では、塩尻らしき町が見えた。残念ながら雲が多く見えなかったが、雲がなければ北信や妙高方面の山も見えそう。

あっけなく山頂に着いた。山頂は360度開けているが、残念ながら雲が多く展望はイマイチ。北アルプスでは穂高がわりと見えていた程度。展望案内盤あり。感じとしては山に登ると他の山域の山が遠望でき、北アルプス、南アルプス、中央アルプス、八ヶ岳、妙高などが、360度にわたって遠望できるといったところらしい。

霧訪山〜霧訪山駐車場

下山中におばさん2人組が登ってきた。地元の人らしく、向こう側(下西条)はクマが出たらしいから、こっちから(北小野)から登ってきたと言っていた。本当に出るらしい。

登山口から駐車場に下るところで夫婦連れが登ってきた。駐車場についてみると他に3台車が停まっている。松本ナンバーの2台はおばさん2人連れの車で、尾張小牧ナンバーは夫婦連れの車だろう。

駐車場は地面にロープで6台分に区切りがしてあった。登山口のそばにも1台置けそうなスペースがあった。駐車場の奥に工事現場にあるような簡易トイレがあった。登山者のために置かれているかそれとも畑で農作業をやる人のためだろうか?

コースタイム

展望が望めそうにないので、高ボッチは行かないことにして、とりあえず、安曇野方面に向かった。カーナビの指示に従い、国道153号, 国道19号を進んでいった。しかし、以前から聞いていたが、このあたりは運転マナーが悪い。脇道から入ってくる車は強引で本線を走っているこちらがしょっちゅうブレーキを踏まなくてはならない。そういう車に限ってどこかへこんでいる。

国道19号の交通量が多かったので塩尻北ICの手前で松本空港の方へ曲がり、臨空工業団地経由で新村へ。そのまま直進し、三郷サラダ市へ。プルーンとトマトを買った。8:52。

さらに進んで堀金の道の駅へ。春に菜の花畑だったところはキバナコスモスとヒマワリが植えられていた。ヒマワリはもう終わりで重そうな頭をうなだれていた。ここの道の駅は農産物新鮮市場的な場所だが、最近地場ものが占める割合が少ないように思う。特にめぼしいものが無かったので何も買わなかった。

ほりでーゆ〜の外来入浴が始まる時間までまだ時間があったのでビフ穂高へ。穂高地ビール、野沢菜、ブルーベリージュースを購入。9:19。

まだまだ、時間が有り余っているので延命水まで水を汲みに行った。その後で、ほりでーゆ〜へ。時間が時間なので空いてはいたが、それでもそれなりに人が入っていた。

7/24にオープンしたという国営安曇野公園へ。ほりでーゆ〜にチラシがあったので取ってきたが、それによると有料なのでやめた。こんなところで金使うくらいならそのあたりをドライブしたり、温泉に行ったり、ちひろ美術館の庭だけ(庭だけならタダ)歩きに行った方がマシ。変な導線の駐車場だったから、多分、しょっちゅう車同士でゴッツンコが起きるだろう。

フロンティの中の肉屋へ。とりあえず馬刺は確保したが、いつも買っているジャンボフランクがなかったのがちょっと残念。10:27。

プラザ安曇野へ。特に何も買わなかったし、水も延命水を汲んでいたので汲まなかった。

平安堂あづみ野文具館へ。駐車場に車をとめた時に、運転の時に履いているスポーツサンダルがボロボロで新しいのをそろそろ買おうと思っていたことに気付き、脇の東京靴流通センターへ。今まで使っていたNikeのものと同じ形状のものは無かったが、わりと似たのがあったのでそれを購入。平安堂では雑誌と写真集『信州 四季の彩り』を購入。駐車場でバカ車。こちらは割と出入り口に近いところに前向き駐車でとめていて、出そうとしてバックして始めた後に入り口から入ってきたくせにクラクションを鳴らして、こちらを停めさせがった。長野って運転マナーが悪いという以前にわがままな奴が多いのか? 11:36。

わりと早い時間なので行ってみたいと思っていたヴィラ・デスト・ワイナリーに寄ってみようと思いつつ、それなりに早いスピードで車を走らせた。途中、三才山トンネル有料道路であおってくるバカトラック。バカの相手はしたくないので登坂車線で抜かさせたが、トンネルの中で前の車をあおりまくっていた。バカは救い難い。

信号待ちで止まっているときにふと左を見るとノボリがたくさん立っている。なんだろうと思ってそっちに行ってみると丸子町農産物直売加工センターだった。わりと新しい建物なのかな? トマトを購入。12:33。

東部湯の丸ICの入り口の交差点を右折し、上信越道の下をくぐってすぐの突き当りに小さな看板があり、それに従い左折。所々にある看板をたよりにヴィラ・デスト・ワイナリーに到着。今は廃刊となった雑誌シンラの玉村豊男氏の連載を以前はわりと良く読んでいた。この連載は『種まく人 ヴィラデスト物語』として単行本になり、雑誌廃刊後も『草刈る人』、『花摘む人 ヴィラデスト ワイナリーができるまで』が刊行された。『花摘む人』は7月の蝶ヶ岳山行のちょっと前から読んでおり、このワイナリーには行ってみたいと思っていた。13時ごろに到着。小高い眺めのよいなかなかよい場所である。行ってみると雑誌等に紹介されているのでわりと混んでいる。昼食はここで食べてもよいかなと思っていたが、わりと待ちそうなのでパス。湯楽里館にも行ってみたが、こちらも待ちがあるのでパス。

下道走っていれば何か食べ物屋くらいあるだろうと思って下道を走っていたが、入りたくなるようなところが無く、結局、14:09に佐久ICで上信越道へ。佐久PAに入って、浅間火山ラーメンなるものを食べた。ピリ辛とかいてあったのだが、今朝のハバネロ入りカレーパンで腹にきそうだななどと思ったことなどすっかり忘れていた。食べてみると、結構辛い。結局、カレーパンとこのラーメンのためか家に帰ってから本当に腹にきてしまった。

14:36に長野・群馬県境。上里SAで休憩後、15:32に本庄児玉ICで下道へ。7月の蝶ヶ岳山行の帰りに一度通っているので、それなりに道がわかっていることもあり、順調に国道354号へ出られた。途中、館林の手前で無性に眠くなり、大きめな駐車場のある店に車を停めて、少しだけ仮眠。

19:58に自宅到着。総走行距離656km、燃費22.7km/L。

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