小熊山

木崎湖キャンプ場〜小熊山〜猿ヶ城〜木崎湖キャンプ場 2004/4/30-5/2

駅でおおまちトレッキングガイドというパンフレットがおいてあったのでもらってきら、それに小熊山が載っていた。『信州の里山を歩く 中南信編』(信濃毎日新聞社)で鹿島槍の展望が良い山らしいということは知っていて、いつか登ってみたいと思っていたが、GWに登る低山としては手ごろそうなので登りに行ってみた。

4/2(金)

電話で有明荘に予約をいれた。今回は私と奥さんの二人だけ。義父母も誘ったが2週連続は辛いということ。

4/29(木) [みどりの日]

悪かった体調が前回の上高地で悪化。月火と休み水曜は会社の引っ越し荷物のパッキングのため出社。多少、復調していたが、埃を吸ってまた悪化するかと思ったが、思ったほど悪化せず。今日はかなり復調。車のタイヤをスタッドレスからノーマルに交換。体調が悪くなかったら、28日の晩から出かけて尾瀬に行ってくる予定で予定通りにことが運べばタイヤ交換はしない予定だったのだが。

4/30(金)

21:14に自宅を出発。家から2kmくらいの所にあるレストランで夕食。レストランを21:53に出た。

22:21に谷和原より常磐道、守谷SAで休憩、22:34に三郷。22:38に外環三郷西より外環道へ。23:00に新座料金所。GWということで外環から関越への合流がちょっとだけ混んでいた。上里SAで休憩後に上信越道へ。

5/1(土)

0:39に県境を越え、東部湯の丸SAで休憩後に1:01に東部湯の丸ICより上信越道を下りた。三才山トンネル有料道路、松本トンネル有料道路(夜間無料)を経由して2:17に国道19号へ。

池田町の道の駅でトイレ休憩。ついでに隣のローソンで食料調達。2:51にゆーぷる木崎湖の駐車場着。走行距離323km、燃費22.3km/L。しばらく仮眠。

仮眠後に木崎湖駐車場に移動。出発準備を整えた。風があり寒く、木崎湖は岸に波がザブザブと押し寄せていた。ふたりともレインウェアの上下を着込んだ。少し格好悪いが知っている人に会う可能性はないので問題なし。

木崎湖駐車場〜分岐〜安曇野展望台

登山口は看板があり、すぐに分かった。緩やかな舗装路で着実に高度が上がっていく。田ん圃の蛙や林の中の小鳥の声が耳を楽しませてくれた。歩き出してすぐに暑くなって、レインウェアを脱いだ。途中、分岐があってNHKとSBCのサテライトということで看板があった。

木崎湖の反対側に出て少し行ったら、林道との分岐に鉄製の階段があり、そこからは傾斜が急になった。林道が近くを通っているので、楽な道だろうと思っていたが、意外と急な斜面。

安曇野展望台で朝食。安曇野は霞んで景色はイマイチ。

安曇野展望台〜小熊山〜猿ヶ城〜猿ヶ城址〜木崎湖キャンプ場

山頂はまだかねぇなどと言いながら歩き始めたら、すぐに山頂の三角点。ここからの下りの途中は雪があった。所々、トレッキングコースの案内の看板があって、熊注意と書いてあったが、いかにも熊が出そうな感じ。

鹿島槍方面は見えるけど木々がかなり邪魔だった。猿ヶ城へ向かうにつれて、途中で開けたところがあったりで展望が楽しめるようになった。このコースは猿ヶ城込みで歩くと展望が楽しめるようだ。途中に開けた草原があり木崎湖が一望できた。ここで少し横になって寝た。気温はかなり暖かくなっており、しかも風はほとんど無く、日なたでの居眠りなので気持ちよかった。ここは吹き流しなどあり、パラグライダーの発着場になっているらしい。

猿ヶ城の三角点からは青木湖、中綱湖が眼下に、遠くに戸隠らしい山が見えた。このころから気温が上がり、暑くなってきた。ゆっくり展望を楽しみたいものの、日が昇るにつれて暑さに苦しめられそうなのでさっさと下った。

猿ヶ城址からの下りが急でしかも、落ち葉が積もっていて滑りやすかった。しばらく下ると軽自動車が通れるような未舗装の林道に出た。猿ヶ城の三角点からコースの案内の看板がないので、どうもこの林道あたりからコースを外れてしまったのだろうと思いつつ歩いた。途中、カタクリの花が咲いているところがあった。ここまでのコースで桜、コブシを所々で、ショウジョウバカマを一輪だけ見ただけなので、思いがけずカタクリを見ることが出来たのは非常にうれしかった。

かなり降りたところで、林道が二手に分かれていた。どちらも下に行けそうだったので、木崎湖に近づく方向の右の林道を選んだが、緩く登り出したので引き返し、もう片方の林道を歩いた。あとで、パンフの裏を見たら地図がのっており、それを見る限りではこの林道がコースで、右の方の林道が正しいコースだったようだ。でも、途中まで看板があったのに猿ヶ城から全然看板がないし、分岐でも無かったらコースを外れたと思うよなぁ。マイナーなハイキングコースだから地図にはのっていないと頭から信じていたが、家に帰ってから調べると昭文社の地図には小熊山のコースがのっていて、付録の小冊子にはガイドものっていた。でも、そこには、猿ヶ城址からの下りはのっていなかった。コースとしては一応あるものの道標とかを整備してあるのは鹿島槍スキー場へのコースだけということか。

しばらく歩くと舗装道路になった。結局、ここまでに人にあったのは林道を車で登ってきた人がいただけで、歩いている人にはひとりもあわなかった。いかにも農村という感じの所を歩き、木崎湖畔に着いた。上から眺めたときにボートが浮いているのが見えたが、どうやらブラックバスを釣っているらしい。木崎湖畔を湖を眺めつつ、しばらく歩いているとワカサギらしき魚が泳いでいるのが見えた。別の所では大きな魚がいたので鯉かと思ったら、ブラックバスだった。湖畔にはアミを持った地元の人らしき人を見かけたが、どうもブラックバスの稚魚をすくって退治していたようだ。以前に、ブラックバスの稚魚は岸付近に群がるというのを聞いたような記憶がある。

コースタイム

車に荷物を置いて、湖畔でモカジャバを飲みつつしばし休憩。猿ヶ城あたりからは風が無くなったが、下に降りてきてみると風が吹いており、波が打ち寄せていた。でも、気温が上がっているので寒くはなく、心地の良い風。

ゆーぷる木崎湖で汗を流した。ここの温泉は最近は早朝料金(〜8:40までは早朝料金で安い)の時間帯しか入っていなかった。今回は通常料金の時間なので、ホームページにある割引券をあらかじめ印刷して持ってきておいた。この時間なら空いているだろうと思ったが、やはり空いていた。

風呂から上がると二人ともかなり腹が減っており、さてどこで昼食を食べようかと放しつつ、穂高方面へ向かった。結局、明科あたりが、すいているだろうということで、明科にある和風レストランでニジマスの塩焼きの定食とジンギスカンを食べた。

この後は安曇野ちひろ美術館にでも行こうと予定していたのだが、日ざしが暑く、冷たいものを食べたくなったので三郷ミルクへ。その後にちひろ美術館方面に向かったのだが、喉が乾いたので北アルプス牧場に牛乳を飲むために立ち寄った。やっと美術館に着いてみると、臨時駐車場まで出来ていて、かなりの混雑。ちょっと離れた第2駐車場に車を停めたものの、こんなに混んでいるなら館内はいいやぁということになって、庭だけ散策。

あとは有明荘に行って、のんびりするかということになったが、喉の乾きが治まらないのでビフ穂高で缶飲料を買って飲んだ。ここはGW中は気球に乗れるというようなイベントをやっているようだった。

15:55にビフ穂高を出発。下の方で、タクシー会社が協同で運営している乗り合いバスらしきバスに出会ったが、以前よりバスが大きくなっていた。途中から1台後続車が追いついてきたが、しばらく走っていると猿の群れが出現し、後続車は猿を眺めているようでバックミラーから消えていった。

16:24に有明荘到着。走行距離423km、燃費21.3km/L。

結構遅くまで、登山帰りらしき外来入浴の人がいた。

5/2(日)

朝風呂に入って、朝食を食べてから8:08に有明荘を出発。朝食後に一風呂浴びたいところだが、お掃除タイムになるため不可。朝食を食べているときもどんどん車が上がっていった。この時期でも登山者は結構いるようだ。今日も猿を目撃。

なんか、コーヒーが飲みたいということで穂高のCafeジャルダンという朝早くからやっているところを本で見つけて、コーヒータイム。パンがおいしそうだったので、朝食後でお腹いっぱいなのに二人して食べた。実際に美味かった。

堀金の道の駅に寄った後に広域農道を通って、三郷ミルクへ。広域農道の下り方面は何故か混んでいた。

広域農道が混んでいたので行こうかどうしようか迷ったが、山麓線の方を通って、フロンティの肉屋に寄って、馬刺を購入。

この後は、雑誌を買うために平安堂安曇野文具館へ行ったが、売っていなかった。5/5に来客があるためスワンガーデンの竹風堂でお菓子を購入。そう言えば、ここにも平安堂があったのを思い出し、こちらに寄って目的の雑誌を買った。こっちの方の平安堂の方が大きいけど、スワンガーデンって車が停めにくいんだよなぁ。

渋滞を避けるために夜にゆっくり帰ろうと思っていたのだが、早めに出発すれば、渋滞する前に帰ることが出来るかと思ったので、この後はすぐに家路についた。朝にみっちり食べているので、昼食をこっちで食べる気にもならなかったこともあるし。三才山トンネル経由で丸子町に出た時点で、ちょっと足を伸ばせば、道の駅マルメロの里ながとがあるのを思いだし、行ったことが無いところだったので寄ってみた。いつも東部湯の丸に抜ける道から3kmほどしか離れていないのだが、その後カーナビは国道142号経由で佐久SAに向かう道を指示していた。高速2区間分の料金が浮くのでカーナビの指示通りに行ったが、後から調べてみると、東部湯の丸経由の方が時間的には速かったようだ。

佐久のジャスコが見え始めてから流れが悪くなったので脇道に入った。ここは慢性的に流れが悪そうなので、別の道を探しておいた方が良さそう。佐久ICの手前は少し流れが悪かった。佐久ICの北側から向かってくる道を探しておいた方が良さそうだ。

14:05に佐久ICより上信越道。14:11に県境。上信越道でハイウェイラジオで関越道の渋滞状況を聞こうとしたが、ガーガー雑音ばかりで良く聞き取れない。なんで上信越道のハイウェイラジオって雑音ばかりなんだろう。辛うじて聞き取れた限りでは渋滞はないらしい。

関越道に入ってから聞いたハイウェイラジオで所沢近辺で大人が立ち入ったと言っていたので、その近辺を慎重に走ったが、排除されたようで誰も居なかった。何を考えて入ったのだろうか? そう言えば先週の上高地に行ったときに、帰りの蕎麦屋でみた信濃毎日新聞に長野道を自転車で逆送した女性がいたという記事が載っていた。逃げられて捕まらなかったらしいが。

15:45に新座料金所、15:49に大泉、16:20に谷和原ICで常磐道を下りて、途中より道をして17:29に自宅着。高速での途中の休憩は上里SAのみ。結局途中の渋滞は関越の料金所の手前の数kmだけだった。

総走行距離778km、燃費22.3km/L。

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