上高地

坂巻温泉〜大正池〜田代池〜河童橋〜坂巻温泉 2004/1/9-11

1/9(金)

数日前から一泊して温泉でぬくぬくしたいという話をしていた。浅間温泉か諏訪あたりの温泉が行くのに楽かなと思ったが、宿を選定するのが面倒になって、連休だからダメだろうと思いつつ、冬の上高地のスノーハイクでいつも泊っている坂巻温泉に電話したら、予約が取れてしまった。この時点で温泉旅行にスノーハイクもプラスされた。

家を出てから、夕食を取って、店を出たのが21:58。谷和原ICの手前のガソリンスタンドでガソリンを満タンに。22:31に谷和原ICより常磐道。22:47に三郷料金所を通過、22:53に外環三郷西より外環へ。23:16に練馬料金所。

1/10(土)

途中、 高坂SA、上里SA、横川SA、東部湯の丸SAで休憩。横川SAは-1度。SA内のカラマツは根性があるようでまだ葉をつけていた。東部湯の丸で-4度。1:10に東部湯の丸SA着。1:53に東部湯の丸ICで降りて、三才山トンネル有料道路経由で松本へ。

大糸線の線路を通りすぎたところで警官が道路を封鎖していて、松本駅西口の方に曲がるようにに誘導されてしまった(事故かなぁ?)。で、その先では誘導していなかったので、仕方ないのでカーナビに頼って国道158号に戻った。西口方面に誘導されても道を知らないと戻るのに苦労するではないか。とは言っても警官もそこまで面倒見ていられないだろうが。

新村のローソンで朝食と夕食を調達した後に、道の駅 風穴の里まで上がって、駐車場で仮眠。下では晴れていたがここでは曇り。

時計のアラームをセットし忘れて、予定していた以上に寝てしまって坂巻温泉の駐車場に着いたのが6:40。

ここまでの総走行距離334km、燃費19.1km/L。

坂巻温泉〜釜上トンネル出口〜大正池

車内で朝食を食べた後に出発。

釜トンネル内の蛍光灯は点灯されていた。上高地側に掘削された釜上トンネルは路面が乾いていてほこりっぽかった。次に歩くときはマスクを持ってこよう。

釜トンネルを出て、すぐの所でサルを一匹目撃。曇ってはいるが焼岳のてっぺんまで見えた。

大正池が見え出すちょっと前から道の脇の木に霧氷が付いていて綺麗だった。大正池が見え出すと、かなり人が居るのが見えた。11月の連休過ぎの人の少なくなった時期くらいの人数が大正池にいた。冬の入山者が多くなったという話を聞いたが、そのせいなのか? 単に連休だからなのか? 穂高は残念ながら中腹までしか見えなかった。

大正池〜田代池〜田代橋〜河童橋〜上高地BT

釜上トンネル出口から大正池の手前の橋までは圧雪状態。その先もトレースが付いていた。大正池は当然のことながら一部を除いて凍っていた。

大正池から田代池までも人がそれなりに入っていたので当然ながらトレースが付いており、楽勝。田代池ではちょうど団体が去るところに着いて、そのあとちょっとの間だけだったが、田代池を独占状態。

田代池からは梓川コースの方だけトレースがあった。田代橋の脇の東屋でポットに入れて持ってきたお湯でココアをいれて休憩。かなりぬるくなっており、沸かし直すべきだった。

田代橋からウェストンレリーフの先の林道入り口までは圧雪状態。川の左岸はトレース無し。

河童橋に向かうに連れて雪が降りだした。でも、風がほとんどないため、そんなに寒くない。

河童橋はそれなりに人がいたので、そのまま通りすぎて、バスターミナルへ向かった。五千尺ホテルの脇で砂防工事をしていた。途中の道が圧雪状態だったのはこの工事の車両が通っていたためだった。どうやら、大正池の手前で右岸に渡って、田代橋のところからバス道に戻ってから、ここまで入ってきているようだ。

バスターミナルは改築ということですっかり取り壊されて更地になっていた。インフォメーションセンターの軒先で昼食。河童橋を出るときに前を団体が歩いていたが、彼らは舗装道の方を歩いていた。こちらはせっかくスノーシューを履いているのだからと、トレースは付いていなかったが、最短距離を辿り、インフォメーションセンターへ来た。これが幸いして、団体より先に着けくことが出来て、軒先の一等地に陣取ることが出来た。ザックの中に入れていた水筒の水は少しだけだが凍っていた。

上高地BT〜大正池〜中の湯〜坂巻温泉

バス道を通って、大正池ホテル前へ。ホテルの軒先で休憩。まだまだ登ってくる人が後を絶たない。

中の湯の売店でコーヒーを頼んで、休憩。ここの売店を利用するのは始めて。売店の前では新トンネル(上が釜上だから下は釜下という安易な名前になったりするのだろうか?)の掘削工事と思われる工事をやっていた。14時前に田代池あたりから前を歩いていて、バスターミナルで追い抜いて来た団体がやって来た。どうやら、14時ごろにバスにピックアップしてもらうようだ。

坂巻温泉への道の途中で濃飛バスの特急バスを見かけた。これは以前は車体にさるぼぼの絵が書いてある結構デカいバスだったように記憶しているが、上高地に乗り入れているのと同じ低公害バスになっていた。乗客が少ないからそうそうデカい良いバスでは運行できないということか。

坂巻温泉では、一番露天風呂に近い部屋に通された。いつもと同じくらいの混み具合。連休とはいえ冬はここまで来る人は少ないようだ。

コースタイム

1/11(日)

早朝、目が覚めたので露天風呂に行った。月が綺麗だった。月は山の端に近いところにあり、もう少ししたら沈んでしまいそう。流れ星を1個目撃。

朝食後に車に荷物を積みに行った。車は後ろから見ると、昨日、坂巻温泉に戻ってきたときと同じでバンパーに少し雪が付いているだけだったが、前から見るとフロントグラス一面に雪が積もっていた。とりあえず、玄関わきにバケツがあったのでこれを借りて、玄関わきのお湯がわき出しているところに行って、お湯を汲んで来て、フロントグラスにかけて溶かした。

その後に、風呂に入ったりしていたので結局は坂巻温泉を出たのは9時過ぎ。でも、明日も休日(成人の日)なので気は楽だ。途中、グレンパーク沢渡が開いていたのでお土産を買うために寄った。

下りで京王バスを見かけた。京王バスがなんでこんなところにと思ったが、後で調べたら、飛騨高山行きのバスを運行しているようだ。

とりあえず、毎度の通り、三郷サラダ市、三郷ミルクに向かった。新島々の手前のサークルKもしくは、波田町役場のそばで左折して向かうのが近いのだが、下島の先で左折。ここを曲がると、作り物のスイカとリンゴが欄干にのっている橋があるのでそれを見るためにわざとちょっとだけ遠回り。

広域農道で前を走っていた軽はなんと5人乗車していた。広域農道沿いに『ここは安曇野気をつけて』という看板があって、何に気をつけーちゅうんじゃと毎度、心の中で突っ込みを入れていたが、こういう車に気をつけろということに違いない。

毎度のことで、堀金の道の駅へ。脇の畑の菜の花はまだ小さかった。

フロンティの肉屋で馬刺を買った後に、北アルプス牧場に行って、ホットミルクを飲んだ。そのあとは、vif穂高へ。

さて、そろそろ昼食に行くかということで、穂高駅方面に向った。場所は決めていなかったが、この時期は場所を選ばないと店内が寒いということで、いろいろ考えているうちにふたりで一緒に行ったことになかった上條に行くことにした。ちょうど一番近い位置にあったし。

天気があまりに良いので車で上まで行けるかどうかわからないけど、長峰山に行ってみると事にした。途中、凍結路はあったが、なんとか上の駐車場にたどり着けた。山頂のオブジェはペンキを塗り直すか補修するかしたようで以前と印象が微妙に違っていた。眺めは良いが、寒かったので早々に退散。

プラザ安曇野で水汲み。その後はいつもの通りに豊科のケーキ屋へ。ケーキ屋へ向かう途中で、アクアリウム関連の雑誌の最新号を買うために豊科の平安堂に寄った。買い終わって、店を出ようとしたら、『北アルプス この百年』という本が平積みしてあるのが目に入ったのでこちらも購入。

ケーキ屋でケーキを食べながらぼんやり外を眺めていると、山に付けられた道を登っていく車が見えた。あそこの道は展望が良さそうだし、以前、昭文社の地図で松本トンネル有料道路の近くに展望台と書いてあるのを見つけたが、それも多分あの近辺であろうと見当をつけて、ちょっと足を伸ばすことにした。

実際に行ってみると松本トンネル有料道路の料金所の手前から抜け道があって、ケーキ屋から見えたのはこの道だった。松本トンネル有料道路は現在通行料が100円(期間限定らしい)だが、多くの人が抜け道の方に行ってしまうようだ。

芥子坊主山というところに公園があるらしいという情報を得ていたので、芥子坊主山を目指して、途中で松本青年の家方面に曲がった。青年の家の脇の道を進んだのだが、農道を舗装したような道でかなり細かったので引き返した(実はここを直進すればよかったらしい)。元の道に戻る途中で、地図にのっていた展望台を見つけた。どうも、このあたりに遊歩道があってそのコース上になっているらしい。

展望台ですでに15:40になっていたので、あとは帰ることにした。普通だったら、この時間にまだ松本だとかなりあせるが、明日も休日(成人の日)なので気がラク。一泊しているから、運転していてもそんなに疲れは感じないし。いつものごとく、三才山トンネル経由で東部町に抜けて、17:03に東部湯の丸ICより上信越道へ。

下仁田IC近辺で事故渋滞。渋滞にはまるとどういうわけかトイレに行きたくなるもので渋滞を抜けた後で甘楽PAで休憩。ハイウェイラジオによると高坂SA近辺で事故渋滞で通過に70〜90分とのこと。このまま進んでも東松山ICか花園ICで渋滞に突入して、そのまま高坂SAまで渋滞だろうし、練馬で渋滞しているだろうと予想し、藤岡PAで休憩後に関越道を下り、北関東自動車道へ逃げて、18:53に伊勢崎ICで降りた。国道17号を国道354号のバイパスで折れて、あとは谷和原まで国道354号を走った。途中、混んでいるところが全然なくて、21:28に自宅着。周りの車と同じように走っていただけでそんなに飛ばした覚えもないのだが、高速で帰ってきたのとたいして変わらない時間で帰ることが出来てしまった。

総走行距離715km、燃費21.2km/L。

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