光城山・長峰山
豊科駅〜田沢駅〜光城山〜長峰山〜明科駅 2000/7/3-47/3(月)
4月に買った新宿〜松本のあずさの回数券がまだ残っていた。買ったときは有効期限内に余裕で使いきるだろうと思ったが、期限が迫ってきた。7/16までが有効期限なのだが、最悪は松本近辺に蕎麦を食べに行くだけになるかと思っていた。先週末の土日は仕事の関係で自宅宅待機状態で欲求不満状態の上に最近忙しくてちょっと壊れ気味。このままではいかんと言うことで早急に気晴らしに出かけるつもりではいたのだが、火曜日は晴れるというので出かけることにした。出かけると言っても蕎麦を食べるだけではもったいないので山も登ることにした。ただし、1泊する日程的な余裕はないので日帰りで行ける光城山・長峰山に行くことにした。
会社の帰りにみどりの窓口に行って、急行アルプスの指定席を確保。同時に松本〜豊科の自由席特急券と乗車券も買った。
急行アルプスはすいていて1/4も乗っていなかった。高尾を過ぎた時点でボックスひとつを占領するつもりだったが、座席に座っている人が車両に分散していたため、それが出来ずに2席を使って寝た。
7/4(火)
車窓からは霞んではいたものの常念の山頂まで見えた。ホームに降りたとたんに初夏の濃密な空気が体を包み込んだ。
豊科駅〜長野自動車道下〜田澤橋〜田沢駅
田沢駅まではたいした距離では無いのだが途中でなんとなく足が重くなった。シャリバテかと思ってスワンガーデンの竹風堂の前にベンチがあったのでそこで持ってきた朝食を少し食べた。
スワンガーデンの白鳥の像の前、田沢駅前の交差点に光城山への案内の看板が出ていたがあれでは車ではちょっと気づかないだろう。
田沢駅〜光城山登山口〜中間点〜ベンチ
野沢の交差点を曲がると全面通行止めの看板があった。かなり前から造成工事をやっていたが、どうも光ニュータウンという住宅地が出来るらしい。看板には光城山、既存住宅には行けるという断り書きが張ってあった。前回来たときにはこの断り書きは無かった。
やはりなぜか足が重い。シャリバテではなさそう。体が疲れているのだろう。登山口の駐車場のベンチで朝食をかねて休憩。
登り始めるとすぐに汗が吹き出してきた。木々が葉をつけているので途中の展望はない。鳥のさえずりが耳に心地よい。ベンチに着いた時点でなんとなく体がぐったりしていたのでちょっとベンチでひと寝入り。
ベンチ〜光城山
晴れてはいるが常念方面の眺めはいまいち。早々に長峰山に歩き出した。
光城山〜長峰山〜長峰荘
途中2ヶ所ほど、天平の森、長峰山方面には通り抜け出来ないという看板があったが、別に問題なし。どうやら林道工事をやっているため、車は通り抜けられないということを言っているらしい。
長峰山の山頂に着いて、ふと下の方を見るとキツネが2頭いた。ここでキツネを見たのは初めて。時間が早いためかトンビは飛んでいなかった。常念方面は山頂まで見えるが相変わらず、霞んでいて展望としてはいまひとつ。
山頂で一眠り。蟻がやたらといて、たまに手足を這い登ってきて、眠りを妨げられた。セミの声を聞きながらウトウトしているとだんだん心がゆったりしてきた。なんにもしないでぼーっとするのもたまには必要だと実感。そういえば、ここのところ忙しくてぼーっとしている時間などほとんどなかった。
温泉にはいるため長峰荘に降りた。途中、道が藪状態になっていたりした。クモの糸がふわふわ飛んでいたり、道をふさいでくもの巣があったりでやたらと体にクモの糸がまとわりついてきてちょっと気持ち悪い。
長峰荘に着いて、温泉に入れるかと聞いたらちょっと待ってくれとのこと。どうも10時からのようだ。10時ちょっと前に入れてもらえて、貸し切り状態の温泉を楽しんだ。
長峰荘〜明科駅
温泉に入った後に国道沿いを歩くのは体がほこりっぽくなりそうでいやだったが、他の道を知らないので仕方がない。今度、来るときは裏道を調べておかなねば。明科駅に着くと次は11:24の電車があったが、明科で食事をしたかったので12:13の電車に乗ることにした。
コースタイム
駅の近くの蕎麦屋で蕎麦を食べようと思ったが、ここは11:30からなので、あやめ公園までアヤメを見に行くことにした。この公園に行くのは初めてだが、アヤメが水に映える形で植えてあるのかと思ったら、水が干上がっていてちょっとガッカリ。
11:30に蕎麦屋に行ったがまだ準備中の看板が出ていたので、隣のショッピングセンターの中で涼みつつ開店を待った。11:45を過ぎた頃に開店したので早速入って、盛りそばの大盛りを頼んだ。11:55分頃に蕎麦が出てきたので12:13の電車は間に合わないかなと思ったが、食べ始めたらあっさり食べ終り、そば湯も全部飲み干し、余裕で駅へ。
12:13の電車で松本へ出て、みどりの窓口で12:52発のあずさ62号の指定席を確保。駅ビルの本屋で本を買い込んだのち、電車に乗り込んだ。平日のためか、1/5も乗っておらず、新宿まで空席が目だった。