尾瀬

鳩待峠〜尾瀬ヶ原〜白砂峠〜尾瀬沼〜沼山峠 2000/5/26〜28

4/16(日)

桧枝岐の民宿と第二長蔵小屋の宿泊の予約を取った。

4/26(水)

有楽町の旅行代理店に行ったら尾瀬の直通バスのパンフがもう置いてあったので5/25のバスの予約した。発券してもらって支払いまで済ませたかったが18:00を過ぎていたため催行会社の方の営業時間を過ぎていると言うことで後日取りに来ることにした。

4/28(金)

旅行代理店に行ってチケットを取って来た。

5/17(水)

今日は尾瀬の山開きだそうだ。共同通信社のホームページでヘリコプターからとった5/17の尾瀬ヶ原の写真を見たが、例年のGWくらい雪が残っていた。

新聞社のホームページの記事によると大清水の湿原の木道の幅を広げて車椅子でも通れるようになったらしい。

5/19(金)

帰ってきたら旅行代理店から連絡が留守電に入っていて、雪が多いためツアーキャンセルになったそうだ。今年は3月に入ってからの積雪が多かったため鳩待峠までの道も開通が5/11になったくらいなので仕方ないか(北アルプスあたりも多かったということ。涸沢はGWの時点で20年ぶりくらいの残雪の多さだそうだ。白馬〜猿倉の道路も例年はGWに開通しているのに開通が5/17になったと言う話だ)。

水芭蕉のころの尾瀬はいつもは5月の最終の土日を絡めていくのだが、1995年も雪が多くてツアーキャンセルになったことがあった。その翌年は10年ぶりの大雪ということで行く日を後ろにずらして6/8から行ったのにかかわらす、一面雪野原だったということもあった。

5/20(土)

旅行代理店に電話して、他の会社のバスが出ていないか聞いたが他の会社も残雪のため出していないそうだ(一応、他の催行会社がバスの運行するか調べた上で留守電に連絡をくれたと言うことである)。そりゃそうだよなぁ、この手のバスを利用する客って観光気分の客も混じっていて、そういう客にケガでもされてクレームつけられたら催行会社の方もたまらないもの。

よく考えるとこの手のバスを出している会社って客が少ないときは他の会社のバスに客を引き取ってもらうようなことをやっていて、結構融通し会っているようなので1社がダメなら他もダメなのは当然で聞くだけ無駄だった。

とりあえず、沼山峠〜尾瀬御池の道は今日から開通予定との情報を得ていたが、バスがいつから運行されるか心配だったので会津乗合自動車に電話で問い合わせた。今日から運行しているとのこと。これで下山口は沼山峠に確定することが出来た。さて、入山口とそこまでの交通手段を同行者のG氏と検討しなければ。

夕方にG氏より電話があって、対応を検討。とりあえず、26日の朝の上野発の電車に乗って、沼田まで行ってから、予定通り鳩待峠から入って沼山峠に抜けようということになった。

5/21(日)

沼田までの新特急の指定席券と特急券を買ってきた。

5/22(月)

バスチケットの払い戻しに行ってきた。

5/26(金)

沼田までの乗車券を買っていなかったので上野駅で出発前に買った。分割購入の方が安いのでみどりの窓口で与野〜沼田、券売機で上野〜与野の乗車券を買った。

G氏と車中で落ち合った。水上1号は定刻通り7:20に上野を出発。

沼田駅で9:35発の大清水行きのバスに乗った。バスの乗客は23名(と運転手さんがどこかに無線で伝えていた)。尾瀬戸倉で下車。

11:10発の鳩待峠行きのバスは遅れて11:35頃に発。乗客は16名。運転手さんは途中のミズバショウの咲いている沢でわざわざ止まって、ミズバショウを車窓から見せてくれた。これで、尾瀬ヶ原ではあまりミズバショウが咲いていないことを確信。

鳩待峠〜山ノ鼻

鳩待峠からは雪道の下り。登山道は1/5程度しか出ていない。途中2ヶ所ほどミズバショウが咲いている場所があった。天気が非常に良く、歩き始めて30分もしないうちに日焼けし始めているのを感じた。

山ノ鼻〜牛首

山ノ鼻は一面の雪景色。あまりの天気の良さと暑さにつられて、昼食の時に飲むためにビールを買ってしまった。

山ノ鼻を離れるにつれて、木道が顔を出すようになり、下ノ大堀川の手前あたりから木道の大部分が出ていた。山ノ鼻近辺では鳩待峠に向かう人と結構すれ違ったが、下ノ大堀川を越えると人の数がだんだん減ってきた。下ノ大堀川はかなり増水していたものの、心配していた木道の冠水はそれほどでも無かった。牛首のベンチで昼食。

牛首〜龍宮〜見晴十字路

ミズバショウは龍宮のそばの群落は咲いていたが、他のところはまだほとんど咲いていなかった。リュウキンカは木道から離れた場所の群落は咲いていたが木道のそばはちらほらしか咲いていなかった。

見晴十字路に近づくにつれて、木道が雪の下になっている箇所が多くなった。

この日は第二長蔵小屋泊。長蔵小屋はサンクススタンプカードというのを始めていて、スタンプ3個以上で500円の館内利用券、長蔵小屋系列の山小屋2箇所以上の利用でスタンプ10個をためると1泊をサービスの特典があり、有効期限は3年とのこと。早速、スタンプカードを作ってもらった。

コースタイム

5/27(土)

朝食前に散歩。見晴十字路から一番近い拠水林は昨日は水量が多かったが、今朝はそうでもない。昨日は昼間なので雪融水で増水していたようだ。

見晴十字路〜白砂峠〜沼尻休憩所

最初から雪の上を歩く状態。道が出ていたのはイオドマリ沢より少し行ったところから白砂峠までの半分位のみ。沼尻の蕎麦屋の前は雪が1.8mくらいの壁になっていた。

沼尻休憩所〜長蔵小屋〜沼山峠展望台

尾瀬沼はまだ周辺部に氷が残っており、湖面が完全に出ていない状態。沼尻休憩所についた時点では人が少なくなかったが、しばらくすると人が増え出してきたのでコーヒーを飲んでから早々に歩き出した。

沼のまわりはずっと雪道。長蔵小屋の前の清水も雪の山の中にあいた穴へ身をかがめて入っていって水を汲むような状態。長蔵小屋の三平下寄りのところではミズバショウが少し咲いていた。

沼山峠展望台〜沼山峠

沼山峠の登りも当然の事ながら雪道。赤い布切れのマークの通りに登っていったが、普段の登山道とはちょっと違っていたようだ。いつもなら長蔵小屋から沼山峠のバス停までは50分もあれば着くのに雪のために1時間以上かかってしまった。

コースタイム

11:45のバスで桧枝岐へ。沼山峠を出た時点でバスは半分も乗っていなかった。御池で大半が降り、数人が乗り込んできた。

上(かみ)の原のバス停で蕎麦屋に行くために下車。このバス停は燧の湯に一番近いバス停でいつもは何人か降りるのに今日は誰も降りなかった。蕎麦屋に入ると結構混んでいてほぼ満席で、しばらくたつと完全に満席になった。

蕎麦を食べた後にいつもの民宿へ。民宿のおじさんによると桧枝岐は3月に入ってから雪ばかり降っていたそうだ。しばらくくつろいだ後、散歩がてらアルザ尾瀬の郷へ。私は温泉のみ、G氏は温泉&プールでひと泳ぎ。ここに張ってあった張り紙によると燧の湯は改装中で7/7 7:00にオープンするそうだ。

5/28(日)

今日は帰るだけ。朝食後、駒の湯に行って、11:10のバスで会津高原までいって電車で帰った。バスの乗客は半分程度、電車は非常にすいていた。

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