光城山・長峰山

田沢駅〜光城山〜長峰山〜明科駅 2000/1/8

1/7(金)

手元に松本までのあずさ回数券と青春18切符があるものの連休中の予定がないため、 早急に予定を立てた。手元の切符の組み合わせからして一番安く行ける光城山・長峰山に決めて寝た。この山は昨年末も行ったが、前回は光城山からの展望がなかったのでそのリターンマッチの意味でもちょうど良い。

1/8(土)

起きてみると最寄り駅の電車の出発時間にぎりぎりの時間。慌てて家を出発し、なんとか電車に間に合った。

7時ちょっと前に新宿に着いた。

7:00発のスーパーあずさの自由席は探せば空席がありそうだったが、探すのが面倒なので7:02発の臨時のあずさに乗った。

この列車はすいていて八王子を過ぎても2/3以上が空席で、ほとんどの乗客が茅野あたりまでで降りてしまい、松本に着いた時点で同じ車両に乗っていた乗客は他に一人だけだった。

9:57に松本着。駅ビルの本屋で本を数冊買った後、駅前のローソンで昼食用の食料を仕入れて、10:31発の長野行きに乗って田沢で降りた。乗るときに気づいたのだがこの列車は昨年末の夜行日帰り山行で松本に帰ってくる時に乗った列車が折り返し運転しているものだった。

田沢駅〜野田交差点〜光城山登山口〜中間点〜光城山

天気は曇っているものの所々青空が見え、雲間に北アルプスの山々が見え隠れしていた。

田沢北の交差点の手間に光城山登山口の看板があるけど、無視して野田の交差点で右折。

光城山は912mと低いもののその高さのわりには急な道。そのためグイグイ高度が稼げる。下の方を見ると樹間から白鳥湖が見え白鳥と白鳥を眺めている人々が小さく見えた。上の方では爺ヶ岳が見え、日本昔話のオープニングに出てくるような雲がたなびいていた。そういえばあのオープニングはこのあたりの昔話(犀龍と泉の小太郎)だった。

息が切れるのもかまわず登っていくとあっさり山頂に着いた。直登気味の道なので長峰山よりも短時間で登れるようだ。山頂では樹間から雲の間に爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳が見えた。常念もうっすらとだが見えていた。

光城山〜長峰山〜長峰林道入口〜明科駅

光城山〜長峰山〜長峰林道入口まではずっとアスファルト舗装の林道。歩いている間じゅうずっと北アルプスの山が雲間から見えた。晴れていれば、さぞみごとなことだろう。

長峰山の山頂では爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳は見えたが、大滝山〜蝶ヶ岳〜常念岳〜餓鬼岳あたりは雲の中にその白い頂を溶け込ませていていまひとつ。

ここで軽い昼食を取った。

昼食後に時刻表を見ると明科発13:05の電車が松本からの接続が良い。間に合わない可能性は高かったが、一応トライすることにして林道を駆け下った。だが、タッチの差で目の前を電車は去っていった。

コースタイム

次の電車は14:10ということなので駅周辺をちょっとだけ散歩。空は完全に晴れ上がり、トンビが気持ちよさそうに飛んでいた。

駅の近くの酒屋で明科の地酒の廣田泉、駅前の肉屋で馬刺を買った。

14:10の電車で松本まで出た。

車中からは長峰山頂ではぼんやりとしか見えなかった常念岳がすこし霞んではいるもののきれいに見えていた。

乗った電車は14:28発の高尾行きに接続していたが酒屋で地酒を仕入れたかったので、一本電車を遅らせて地酒を買って15:05の上諏訪行きに乗った。

上諏訪駅では駅構内にある温泉に入るつもりだったが、運の悪いことに工事をやっていて入れなかった。仕方ないので駅前のデパートの温泉に行くことにしたが、ここの温泉はなくなっていた。そのため、温泉はあきらめた。

※ 以前は外壁に看板があったがそれがなくなっていたためないと判断したが、実は看板がなくなっていただけで温泉は実はなくなってはいなかったらしい(未確認)。

上諏訪駅の待合室で電車を待っているときにふと駅前に止まっているタクシーを見るとプリウスが2台ばかり目についた。アルピコタクシーの車であったが来年あたりは上高地あたりでもこのタクシーを見ることが出来るのであろうか?

※ その後、アルピコタクシーのホームページでアルピコタクシーが保有している4台中2台を目撃したことが判明。

その後は、小淵沢、甲府、高尾で電車を乗り継ぎ新宿まで出た。

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