長峰山・光城山
穂高駅〜明科駅〜長峰山〜光城山〜田沢駅 1999/12/29-3012/29(水)
急行アルプスは4分遅れで新宿を出発。
乗客は越年登山の登山者、スキーヤー、コンサート帰りの女性客(同じ袋を持っていたし、ポスターの筒を持っている人が多かったのでおそらくそうだろう。誰のコンサートだったのだろうか?)で、指定席は満席とのこと。
12/30(木)
5:49に穂高着。越年の登山者が結構降りた。駅の改札前では登山届けを配っていた。待合室はストーブがついていて暖かった。すぐに歩き出した。
穂高駅〜常盤橋〜安曇橋〜犀川橋〜明科駅
穂高駅を出た時点では雲があるものの晴れていたが明科駅に近づくにつれて曇りがちになった。
塔ノ原の交差点を少し過ぎたところで電線にカラスがびっちり留まっていた。
明科駅〜長峰林道入口〜長峰山
明科駅の待合室はストーブがついていた。駅の脇のトイレも使用可能。
この山は山頂まで舗装された林道があって車で登ることも出来るのだが、林道入口に着いてみると来年の4/25まで工事で一般車両は通行止めとあった。
登っているうちに完全に曇った。がっかりしながら登った。山頂にだいぶ近づいたところで霧も出てきた。
途中、2ヶ所ほど林道から林の中に行く道の案内板があった。どちらの場所も案内板があるわりには松茸山なので入山禁止という張り紙もあった。片方は入り口が不明瞭、もうひとつはわりと明瞭であった。
案内の看板があるので登ってかまわないだろうということで後者を登って行った。だが、松の落ち葉ですぐに道が不明瞭になった。どうも松林の管理者が使っている道を通っていたようだが、途中でちゃんとした道に戻れた。
しばらく登っていくとマレットゴルフ場に出た。ふと、気づくと霧の合間から常念岳が見えた。どうやら下の方は霧に覆われていて曇っていたようである。
ちょっと登ると長峰山の山頂。安曇野には霧が蓋のようにかぶさっていた。山頂は霜で真っ白。時々霧が上がってきて展望を隠すもののまずまずの展望。
しばらく、展望を眺めた後、体が冷えたので駐車場のトイレに暖まりに行った。行ってみると、ここは林道工事にあわせて4/25まで閉鎖とのことで鍵がかかっていた。中は蛍光灯が点いていて、凍結防止のヒーターもついていそうなのに。
そのあとしばらく、霧が上がって来たり下がったりで展望が見え隠れしたが、十分に展望を楽しんだ。
山頂では2人しか会わなかった。どちらの人も車で上ってきていた。林道工事の車も朝早くは上ってこないので問題ないのだろう。
長峰山〜光城山〜光城山登山口〜田沢駅
長峰山から光城山登山口まではずっと霧。歩きつつ、普段履いている登山靴を履いてきたことを後悔した。ずっと舗装道路でちょっと足に来るのでトレッキングシューズにしておけばよかった。
「光城」は「ひかるじょう」と読むが読みとしてはちょっと変っていると思っていたが頂上にある神社の案内板によれば光城山はかつて光氏が治めていた山城があったそうである。
光城山をちょっと下ったところに展望の案内板があったが、これによると晴れていれば、こちらの山もすばらしい展望が楽しめたようだ。
ここからの下りは桜並木が登山口まで続いていた。途中では犀川の白鳥湖が見え、白鳥が白い点々として確認できた。
道は短いけど、結構急である。途中で登ってくる人がひとりいた。今回このコースで逢った人は長峰山の山頂であった人を含めて3人だけ。
登山口まで降りてみると天気は曇り。長峰山の山頂で展望が楽しめたのは本当にラッキーだった。
登山道から田沢駅までは退屈な道。光城山頂上から登山口まで以外はずっとアスファルトの上を歩いたせいか、すねあたりの筋肉が痛くなった。
コースタイム
この後は、田沢駅10:15発の電車で松本に出た。
松本で地酒を買って電車に乗り込む頃には晴れ間がのぞいていた。
この後は新宿まで各停を乗り継ぎのんびり帰った。