長峰山

穂高駅〜明科駅〜長峰山〜明科駅 1999/1/29-30

1/29(金)

会社の帰りに神田の金券屋であずさの回数券を買った。穂高までのものは売り切れだったので松本までのものを買った。松本〜穂高までの急行券、乗車券を別に買い足してもまだ安い。神田駅のみどりの窓口であっさり急行アルプスの指定席券が取れた。自宅の最寄り駅で松本〜穂高の乗車券、急行券を買った。

急行アルプスは定刻通り23:50に新宿を出発。スキーヤーで混んでいるかと予想していたが、スキーヤーはシュプール号利用が多いようで8割位の混み具合。

1/30(土)

定刻通り4:43に穂高駅着。待合室は暖房が入っていて、暖かく非常にありがたい。駅の隣にある公衆トイレは明かりがついていて使える状態でこれもまたありがたい。トイレの水道は水が出たが、駅の前の水道は予想通り水は出なかった。駅前は早朝にもかかわらず数台のタクシーが止まっていた。

穂高駅〜明科駅

身支度を整えて、穂高駅を出発。晩に雪が降ったようで歩道はうっすら雪が積もり、車道は薄く積もった雪が凍ってテカテカの鏡面状態。途中の国道147号は交通は少ないもののスキーバスが通過していた。

県道85号を歩いて安曇橋へ。橋の上ですーっと流れ星が流れていくのが見えた。県道51号に入って、犀川橋の手前で正面にさそり座が見えた。夏にオリオン座を山の上で見たことは何度かあるが、冬にさそり座を見たのは初めて。犀川橋を渡っていると空が少し白み始めた。

犀川橋を渡って国道19号に入って少し行ったあたりでカラスの大群がいてちょっとビビった。電柱2本分くらいの間の電線にビッシリと留まっていた。

明科駅〜長峰林道入口〜長峰山

明科駅の駅の自販機で缶コーヒーを買ってテルモスにつめた。この駅のトイレも明かりがついていて、使える状態。ちょっと休憩したあと明科駅を出発。

この長峰林道入口から山頂までは舗装されていて車でも登れる山なので歩くのは非常にラク。雪はうっすらと積もっている程度。途中、北アルプスが見え出したが、山肌は朝日で赤く染まっているが山の頂は雲がかかっている状態。山頂に近づくにつれて、木々が霜でうっすら白くなってきた。

山頂に着いた時点でもあいかわらず山の頂は雲がかかっていた。下に見える雪をかぶった安曇野が美しい。

山頂そばの駐車場の脇にあるトイレは中に凍結防止の暖房が入っていて、あたたかい。ちょこっとここで休憩。

ちょっと待ったらと針ノ木岳、餓鬼岳のあたりの山頂の雲が取れてきた。ふと後ろを振り向くと空中にキラキラ光るものがあった。最初は木々に着いた雪が落ちてきているのかと思ったが、木がないとところに行っても同じだった。ダイヤモンドダストだった。ダイヤモンドダストを見たのはこれが初めて。

長峰山〜長峰荘〜明科駅

寒かったので早々に山頂を退散。下りは町営長峰荘へ下る道を辿った。途中倒木を乗り越えたりするところもあったが、歩きやすい道でサクサク下れた。途中、安曇野スイス村の三角屋根や白鳥湖が見えた。

長峰荘は温泉で外来入浴ができるが外来入浴が可能な時間は10:00-21:00なのでダメ。長峰荘にはバス停があって、明科駅までのバスを期待していたのだが、冬季は長峰荘までは来ないとのことなので国道19号まで歩くことにした。途中、遠くに白鳥が飛んでいくのが見えた。

国道のバス停で時間を調べると1時間も間があるので明科まで歩くことにした。

朝にカラスの大群を見たところまで来ると、今度はシラサギの群れとトンビが飛んでいた。

長峰荘〜明科駅の距離は3キロくらいだったようで思っていたよりあっさりと着いてしまった。

コースタイム

9:16の電車に乗って松本へ。

松本の酒屋で地酒、本屋で本を仕入れた(実はこれが第二の目的だったりした)。買い物を終えると10:30だった。松本で昼食を取ってから帰るつもりだったが、時間がちょっと早いのと山の方の雲が取れてきたので穂高まで行って、昼食を取って、景色を楽しむことにした。11:19発の電車に乗った。この電車は大糸線の新型車両で山の景色が楽しめるような形に設計されており山の対面がロングシートで、山側がボックス席になっている。

11:46穂高着。まずは駅の近くの蕎麦屋でそば、わさびの花のおひたし、馬刺の昼食を取った。そのあと、肉屋で馬刺、土産物屋でわさびの花、その他土産を買って穂高駅に。駅構内で山をゆっくり眺めるつもりであったが、土産を買うのに手間取って10分ほど眺めると電車が来てしまった。この時点で、山の上にはほんの少ししか雲がかかっておらず、展望が楽しめた。

松本発13:54のスーパーあずさ8号に乗った。車窓の風景を眺めつつ帰るつもりであったが、すぐに眠くなって爆睡しているうちに新宿に到着。

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