尾瀬

鳩待峠〜尾瀬ヶ原〜白砂峠〜尾瀬沼〜大清水 1998/10/3

10/2(金)

仕事がたまっているが、体が疲れ気味なので会社を早く退社したのだが、会社のMと軽く飲もうといことになってしまって、上野で軽く飲んだ。

帰る途中に酔った頭に明日は晴れるらしいのでどこか行きたいなどと考えが頭に浮かんできた。朝イチで電車で出れば、どこかに行けるなどと考えつつ、家に帰って準備を始めてしまった。

準備をしている間に朝イチの電車で出たのではあんまり時間が取れないので車で行けばいいかなぁなどと考えが頭に浮かんだがここでひとつ問題があった。自分は長距離を運転したことがなく、高速の運転も一度しかしたことがない。まあ、何ごとも経験だし、高速で沼田まで行けば、あとの道はだいたいわかるので尾瀬まで車で行くことを決めた。

10/3(土)

酔いが覚めたところでコーヒーを大量に作ってから1:40に家を出た。家から20分ほどの谷和原ICより高速に乗り、常磐道、外環、関越道経由で沼田まで行った。

沼田ICから降りてすぐのコンビニで食料を調達。国道120号沿いには鎌田あたりまで結構24時間営業のコンビニがあった。

5:42に尾瀬戸倉の並木駐車場に到着。一番便利な駐車場なので満杯で停められないかと心配したが8割程埋まっていた程度。駐車代は24時間で1000円。

いざ、登山靴を履こうとするとなんと中敷きがないことに気づいた。前回の山行のあとに靴を洗うときに取り外してそのままになっていたのだ。仕方ないので靴下を二重に履いて対処することにした。

ここの駐車場のすぐ上から乗り合いタクシー(バスとの共通券があって料金は900円)があったのでそれに乗って25分ほどで鳩待峠へ。

鳩待峠〜山ノ鼻〜龍宮〜見晴

結構人が多くて、やはり尾瀬は平日か、一泊して朝早くか夕方散策するに限ると実感した。途中、昼寝などをしつつ、見晴まで行った。始めは鳩待峠・見晴の往復にしようと考えていたが、沼尻のそば屋の蕎麦とはっとうが頭に浮かび、バスも大清水から戸倉までの方が安いだろうというせこい考えもあって、見晴でバスの時間を確認して、大清水まで行くことにした。

見晴〜沼尻〜三平下

尾瀬ヶ原と打って変わって見晴〜沼尻は人が少なく静かな道を歩けた。ここは紅葉の頃は楽しい道であるが、まだ紅葉にはちょっと早かった。

沼尻のそば屋で予定通りそばとはっとうを食べ、沼尻休憩所でコーヒーを飲んだ。対岸の方を見るとヘリコプターが木道の木材を運んでいた。沼尻からちょっと行ったところでおじさんが木道に「平10群」という焼き印を押していて、あの焼き印は木道を作ったあとに押していたのだと初めて知った。

三平下〜一ノ瀬〜大清水

三平下は人で一杯だった。ちょっと休んだあと出発する。三平峠から一ノ瀬までは水がちょろちょろ流れていて滑りやすく、ここまで一度もこけなかったのに2度ほどこけた。

大清水へ下っているとツアー客らしい人がいっぱい登ってきた。観光地で見るような格好をした人が多く、あの人たちの何割かは尾瀬沼も見ないで帰ってくるんだろうななどと考えながら歩いた。

思ったより早く大清水に早く着いて、予定していたより一本早いバスに乗れた。昨夜は途中15分くらいしか仮眠を取っていなかったので、ここで無性に眠くなって、うとうとしているうちに戸倉についた。

コースタイム

14:10頃に戸倉を出た。途中、ガソリンが心配になったので最初に見つけたガソリンスタンドに入った。領収書で値段を確認するとレギュラーでリッター100円だった。こんな高いなら沼田まで出てから入れればよかった。

吹割温泉センター龍宮の湯に寄った。料金は510円。場所は国道からちょっと入ったところではあるが吹割の滝のちょっと手前の信号から看板が随所に出ているのでわかりやすい。すいていて、浴室に入ったときは自分しかいなかった。ここはリニューアルするそうでリニューアル後は宿泊・仮眠ができるようになるそうである。

入浴後、沼田ICまで行く途中にある酒蔵でにごり酒を買った。このにごり酒は瓶詰めの時に火入れをしていないようで、家で飲んでみると瓶のなかで発酵が続いているらしく炭酸ガスを含んだおもしろい味がした。

15:10頃に沼田ICから関越自動車道に乗った。途中練馬で事故渋滞があったのを除けば順調に進んだ。さすがに途中眠気が襲ってきたので途中途中のSA, PAで止まってコーヒーをがぶ飲みし、2回ほど仮眠したのち20:40頃に常磐道を谷和原ICで降りて21:00ちょっと前に家に到着。

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