蝶ヶ岳

上高地〜横尾〜蝶ヶ岳〜横尾〜上高地 1998/8/14-16

8/14(金)

急行アルプスで新宿を出発。

8/15(土)

松本で乗り換え。上高地線は意外とすいていた。この日は急行アルプスの前に臨時のアルプスがあったためだろうか?

上高地BT〜明神〜徳沢

上高地バスターミナルに着くと群発地震の取材のための中継車が何台か停っていた。朝食後、バスターミナルを出発。前回の白馬山行で8年間愛用してきた靴の縫い目がほつれてきたため、ふだんタウンユース用に使っている布製の軽登山靴を履いてきたのだが、ソールが柔らかいためかなんとなく歩きにくい。

徳沢にはテントが並んでいた。平均して3〜4m間隔ぐらいであろうか? コーヒーが飲みたくなったので徳沢園でコーヒータイム。

徳沢〜横尾〜常念岳分岐〜蝶ヶ岳ヒュッテ

横尾までの登山道が所々崩れていた。雨で地盤が緩んだためか群発地震のためかは不明だが最近崩れた模様。横尾で雨が降り始めた。ここからはひたすら高度を稼ぐ、樹林帯の中の直登。途中で穂高側から岩が崩落しているらしい音が聞こえた。

蝶ヶ岳ヒュッテは改築がすでに終わっており、食堂がきれいになっていた。今年からは名古屋市立大学の診療所もできていた。この日の蝶ヶ岳ヒュッテは3/4くらいの入り。

コースタイム

8/16(日)

3:30頃に地震。だいたい震度3ぐらいに感じたがあとでニュースを見ると震度4だそうだ。下山時に上高地から登ってきた登山者は下では震度5ぐらいに感じたそうだ。

台風のような状態。ほとんどの登山者が三股、上高地に下るようである。この日は常念小屋、翌日に燕山荘まで行く予定であったが、天気が回復する見込みがないため、上高地に下山することにした。

蝶ヶ岳ヒュッテ〜常念岳分岐〜槍見台〜横尾

長塀山経由で徳沢に下る方が、稜線を歩く距離が短く、風の中を歩く時間が短くてすむのだが、長塀のぬかった道をだらだら下るのがいやだったので横尾に下ることにした。これが失敗。ヒュッテを出た直後にザックカバーが外れかけているのに気づいて一度直しているのにもかかわらず、横尾への下りの分岐に行くまでの1/3位のところで気づいてみるとザックカバーがなくなっていた。

横尾への下りの分岐までの1/2くらいのところの登山道の上で7羽ほどの雷鳥に出会った。歩きやすい登山道の上を逃げるのでしばらく追いかけっこ状態になった。

分岐を降りるとすぐに樹林帯で風はなく鳥すら鳴いていた。登山道に沿って水が流れ、ほとんど沢下り状態。ザックカバーが有ったら買おうと思って横尾山荘をのぞいて見たがなかった。

横尾〜徳沢〜明神〜上高地BT

バスターミナルで松本までの切符を買って12:00の整理券をもらった。バスを待つ間、バスターミナルの上から下を見ているとあいかわらず、中継車が停っていた。よく見てみるとJNN、NHK、フジテレビ、長野朝日放送、テレビ信州の中継車で、中継する衛星が違うためであろうが、パラボラアンテナが向いている向きが違った。バスターミナルの上には建設省のパラボラアンテナもあった。

コースタイム

12:00のバスに乗って新島々へ。上高地バスターミナルの駐車場を出たところの道路には駐車場に入りきれないバスが、駐車場が空くのを待っていた。途中の道路は渋滞はなかったが、わりと交通量が多く、バスは何度も止まって、後続の車を先にいかせていた。車中から安曇村役場前を見てみると一台中継車が停っていた。

松本まで降りてくると、晴れ間が出て、蝶、常念あたりも雲間から見えていた。19日まで休みを取っているのでこの日は急いで帰ることもあるまいということで松本に泊まることにした。

宿で夕食のあと、松本市内を散歩。松本城でちょうど盆踊りをやっていた。

8/17(月)

この日はとりあえず、穂高あたりまで行って山でも眺めて帰ろうかと思って、電車に乗ったが、乗っている間に雨が降ってきた。安曇野近辺をふらふらして、松本で昼食を取ったあと14:42発のあずさに乗るために14:30頃に駅に行ったが、自由席は一杯。月曜だから大丈夫だろうと油断したのがいけなかった。次のあずさに乗って帰った。普段だと松本を出発する時までに自由席が埋まることはないが、この日はこの電車も松本出発時点で満席。

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