2003年

1/5(日)

上高地乗鞍林道の乗鞍高原〜白骨温泉間(蛭窪(ひるくぼ)トンネルの乗鞍側出口付近)で雪崩が起き、車22台が巻き込まれたそうだ。全員救出されたとのこと。

1/8(水)

諏訪湖が全面結氷したとのこと。やはり今年は例年より寒い。

1/17(金)

諏訪湖の御神渡りが5年ぶりに確認されたそうだ。

3/7(金)

3/3に釜トンネルの代替トンネルの安全祈願祭が行われたそうだ。新トンネルは長さ750m、幅7m、高さ6m、2005年度中に開通を目指すそうだ。大型バスでも十分にすれ違える広さだということだが、大型バスなんか通行されたら国道158号が渋滞するのは火を見るより明らか。今だって、観光バスが渋滞を招いているし、道の狭い部分ではセンターラインを割ってくるのでかなり身の危険を感じる。

3/21(金)

長峰山に行ってきた。ただし、寒かったのとちょっと疲れていたので歩いて登る気にならず、車で登った。長峰林道は閉鎖中だったが天平の森へは矢ノ沢経由で来てくれという看板があったのでとりあえず天平の森を目指したが、天平の森から長峰山の駐車場までは除雪してあり、難なく行けた。この後はいつも通り、温泉に行って買い物して帰った。温泉はゆーぷる木崎胡に行ったが、明科近辺では平地には雪がなかったが、大町は平地でも雪が残っていた。

総走行距離は701キロ、燃費は20.5キロ/L。コースはいつものごとく谷和原IC〜常磐道〜外環〜関越〜東部湯の丸IC〜三才山トンネル有料道路で、帰りは関越の渋滞を避けるため川越IC〜和光ICで下道を使った以外は行きと逆コース。スタッドレスタイヤだから燃費が落ちるかと思ったがそうでもなかった。川越から和光まで下道を使ったのを考えるとかなり良い燃費だと思う。

3/26(水)

今日の信濃毎日新聞のホームページに以下のような記事があった。おいおいって感じだ。「車いすで登山」って、上高地は登山じゃないでしょ。上高地帝国ホテルには車いすがあるって知らないんだろうね。これって、別に今の交通機関でも車いすで上高地入りできるってことじゃないか。それに今の交通機関に比べてロープウェイが、車いすの人が入山するのにより便利ってことはないだろう。「健脚者以外にも雄大な眺めを提供する責任がある」ってのも変だよなぁ。別に健脚者以外を規制しているというわけでも無いし。この点は一般の場所と上高地でなんら変わることはないだろう。そこまでいうなら、ロープウェイを架ける構想をたてるまえに、既存の施設を健脚者以外にも利用しやすくすることを提案するのが筋じゃないか。ロープウェイだけ伸びても他が今のままなら、不便だろうに。私には妙な理屈をでっち上げて、新穂高〜上高地という人の流れを作って、上宝村に集客したいだけのようにしか見えない。

北ア西穂ロープウェイ延長構想 岐阜側が安曇村に説明

北アルプス・西穂高岳(二、九〇九メートル)の岐阜県側中腹に架かる「新穂高ロープウェイ」をりょう線を越えて長野県側の上高地まで延ばす構想を立てている岐阜県上宝村の研究会が二十五日、安曇村を訪れ有馬佳明村長に構想を説明し協力を求めた。同村長は「上高地は入山者を制限する総量規制の時代に入っている」と、難色を示した。

旅館業者ら研究会メンバー五人が訪れた。野尻辰彦会長が「高齢化の中、車いすでも登山ができてもいいのではないか」と説明。「北アルプスという国民共有財産を預かる地元として、健脚者以外にも雄大な眺めを提供する責任がある」とし、実現への協力を求めた。

 これに対し、有馬村長は「長野県側では上高地は聖域として残したいと考えている」とし、「自然保護の点で国の規制をクリアするのは難しいと思う」と答えた。研究会は、安曇村内にある環境省中部地区自然保護事務所にも出向いて、協力を求めた。

3/27(木)

またも信濃毎日新聞のホームページより。

この訴訟の原因は、大家がアパートの住人の稼ぎに応じて、家賃を取ろうとしたことに対して質問を投げかけたのだが黙殺されて、いきなり出てけと言われたこと。少なくとも質問を黙殺した上で有無を言わさず土地使用を不許可にすることに正当性があるとは思えない。

地代の徴収方式の変更にしても、表面上は問題が無いように見えるが、実情は赤字の林野庁が金を取れるところから取ろうとしているだけという解釈が一般的だ。それが真実ならとてもじゃないが林野庁の主張に正当性があるとも思えない。普通の感覚で言えば、山小屋側の撤去問題に関するページに書いてあることの方に正当性があるようにしか見えない。同ページにある環境庁の見解の方がよりまっとうに見える。林野庁が取った地代を、問題の山小屋のある山域の山野の保全のために使うなら地代の変更にも正当性が出てくるだろうけど。

山小屋の控訴棄却 北ア地代徴収訴訟 行政裁量広く認定

営業実績に応じた新しい国有林野使用料(地代)の徴収方式を拒否し北アルプスで経営する「三俣山荘」など四軒の山小屋の敷地使用を不許可とされた伊藤正一さん(80)=東京都新宿区、松本市出身=が、富山、中信両森林管理署長に処分の取り消しを求めた訴訟の控訴審判決が二十六日、名古屋高裁金沢支部であった。川崎和夫裁判長は訴えを退けた九九年の一審富山地裁判決を支持、伊藤さんの控訴を棄却した。伊藤さんは上告する方針。

判決理由で、川崎裁判長は、林野庁が八四年の通達で、山小屋の地代算定を地価方式から「総売り上げの1―3%」などの収益方式に変更したことについて、「(伊藤さんの)山小屋経営に深刻な打撃を与えるとも認められず、裁量権を逸脱した違法なものと言うことはできない」とした。

また、伊藤さんが主張した山小屋の公共性については「否定するものではない」としながらも、「その事情を国有林野の使用許可に当たり、考慮すべきかどうかは所轄行政庁の政策的裁量に委ねられていると言うべきだ」と行政裁量の範囲を広く認めた。

一方で、国が未納使用料の支払いを求めた訴訟の控訴審判決では、伊藤さんが一審判決に従い新方式で算定した地代と遅延損害金計四百二十六万円余を供託したことで国の請求権は消滅したと判断し、二百九十万円余の支払いを命じた一審判決を取り消した。その上で、伊藤さんの山小屋の収益率の低さを考慮に入れ、一審判決後の九九、二〇〇〇年度の未納分を旧方式で算定し直し、十三万六千五百円の支払いを新たに命じた。

<登山者の危険増す>

作家森村誠一さんの話 判決によって北アルプス最奥地の三俣蓮華岳や雲ノ平から山小屋が撤去されれば、一般登山者は今後、同山域に入れなくなる。国は国民から山を奪い、登山文化の破壊を促し、遭難が発生すれば、遭難事故に手を貸したことになる。今後日本の山小屋は経営を圧迫され、登山者の危険は増すであろう。

6/10(火)

中国・四国〜関東・甲信で梅雨入り。6〜8日の尾瀬は梅雨前の最後の晴れの日に行ったことになり、かなりラッキーだった。

6/25(水)

ampmにいったら"はちみつ100%のキャンデー"が置いてあった。扇雀飴本舗のホームページを見たら通年販売になったそうだ。この飴は運動中のエネルギー補給のために有用で登山の時に愛用しているが、これまでは冬期限定発売だったので、冬の間に買い込んで、冷蔵庫に保管していた。

6/30(月)

今日の信濃毎日新聞のホームページによると白馬大雪溪上部の沢で土石流が発生し、幅約30m、長さ約500m、厚さ約1mの規模で雪渓にあふれだし、白馬尻小屋は食堂に土砂が流れ込んだそうだ。雪が土石流に流され、下の沢が露出している部分もあるということだ。写真で見る限りでは7.11水害の時ほどでないが、土砂が雪渓の上にあるし、雪渓が解け出したら、結構、無残な姿になるのでは無いかと思う。

7/10(木)

今日の信濃毎日新聞のホームページによると白馬大雪溪の土石流の土砂の迂回コースを8,9日に整備したそうだ。従来のルートの南側で雪渓の端や脇を通過するということなので、夏が終わりの雪渓が細くなって来たころとほぼ同じルートかもしれない。

7/14(水)

今日の信濃毎日新聞のホームページによると上高地の観光バス規制が来年度から実施されることが決定したそうだ。規制期間は7/24から30日間。この期間は県道上高地公園線が邪魔くさい観光バスで渋滞しないのはありがたいけど、そのうち通年規制にして欲しいものだ。ベストなのは通年規制プラス島々宿から上への乗り入れ禁止。国道158号ではセンターラインを割ってくる観光バスが多くて、肝を冷やす事が多い。それに奴等はトロくて、スムーズな交通の流れの妨げになっている。

8/2(土)

関東甲信地方がやっと梅雨明け。九州北部〜東海は7/26に梅雨明けだったので数日のうちに梅雨明けするだろうと思っていたのに8月まで梅雨明けしないとは。

8/4(土)

まだ、再建されていないとは知らなかったが、白根御池小屋が現在営業している仮設小屋の隣接地に再建する方針が決まったそうだ。同小屋は99年4月に雪崩で全壊し、同年6月より仮設のプレハブで営業を再開していた。

8/15(金)

大正池のゴム風船式の堰が完成したそうだ。

9/15(月)

北穂で初氷が張ったそうだ。

9/29(月)

穂高や白馬などの北アルプスに初雪があったそうだ。

10/24(土)

23日に上高地で初雪が降ったそうだ。

11/5(水)

使っているニッケル水素電池にメモリ効果が起きているのか、それとも低温下で撮ることが多いせいか電池の持ちが悪いのでCR-V3互換の充電式のリチウムイオン電池と充電器のセットとリチウム電池を買ってきた。台湾製。説明の日本語の言い回しが変でなんともいい味を出している。充電器とセットのだった方の電池はリチウムでなく、ソチウムになってた。

11/14(土)

プロトレック(メモリ機能が付いた一番最初の型。メモリーは50本まで)の電池が切れたので交換のために預けてきた。ついでに、現在売られているプロトレックを見てきたが、今売っているやつはメモリーが41本までのようだ。これは、壊れるまで今使っているやつを使うしかないな。

11/17(月)

上高地総合案内所(村営食堂が入っている建物)が改築されるそうだ。2004年は仮設の建物で営業、2005年から新しい建物で営業するということだ。

プロトレックだが、太陽電池内蔵の機種のメモリーは41本だが、それ以外は50本らしい。とりあえず、買い換えしても50本のメモリーが使えるとわかって一安心。でも、今使っているのを壊れるまで使うだろうな。

12/24(水)

昨日、白色LED使用の自転車用のライトを買った。petzlのライトと遜色はないがやはりデカい。2,650円とヘッドランプに比べると安い。そのうち、LED使用のヘッドランプもこのくらい値が下がってくるだろう。

12/29(日)

昨日、安曇野方面へ出撃。長峰山に登るつもりで行ったが、寒かったので取りやめ。まず、佐久SAで降りて、和田峠越えして、下諏訪で温泉。和田峠で-14度。下諏訪で-10度。下諏訪から富士山が綺麗に見えた。その後、安曇野方面に下道で行ったが、天気がよく、なかなかの展望。朝は山々が赤く染まった。普通なら、やっぱり長峰山に登っていればよかったと思うところだが、寒いのでその気力は全然なし。松本のロイヤルホストで朝食の後、アルプス公園に行って、その後、ドライブがてら、堀金の道の駅、ビフ穂高、北アルプス牧場、フロンティ(10時過ぎで気温-4度)、三郷サラダ市、三郷ミルク、豊科のケーキ屋を回った後に、松本に行って、いつもの酒屋と駅ビルの本屋に行った。その後は三才山トンネル経由で北御牧村で温泉に入ってから佐久SAで高速にのって帰った。今回は下道、高速共に空いていたのでわりと早く帰ってこれた。総走行距離677キロ、燃費20.4キロ/L。

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