雁回山
木原山

雁回公園〜六殿神社〜雁回山〜雁回公園 2025/2/11

木原山に城を築いた為朝が雁を射落としていたため雁が怖れて、この山の上を避けるようになったので雁回山と呼ばれるようになったという伝説がある山。鎮西八郎為朝の伝説がある場所は八幡岳、角埋山(角埋神社の像や焼け不動、末廣神社にある鎮西八郎射ぬきの石)に行ったことがあった。為朝伝説のある他の山に登るのも面白いかもと思っていたし、天草に行くときに国道501号線で緑川を渡るあたりで、左手に雁回山がよく見え、前から少し気になっていたので雁回山に登りに行くことにした。

2/11(火) 建国記念の日

ここしばらく寒かったので霧氷目当てに鞍岳に行こうかとも直前まで思っていたが、日曜には霧氷があったらしいけど月曜には無くなったようなので雁回山に行くことにした。

寝ていたら2時過ぎに老猫が嘔吐する音で目が覚めた。嘔吐した後には水を飲んだ方が楽になるだろうと思って、後始末をした後に水をあげたら、その水をまた嘔吐した。後始末を終えて、眠りに戻ろうとした時には、目が覚めてから40分ほど経過していた。その頃には老猫は眠りについていた。この時間に起こされるはきついが、睡眠時間が減ることの方がもっときつい。

荷物を車に積むために外に出ると寒かった。薄手フリースのプルオーバーは着ていたが、それだけだと寒かったのでソフトシェルのジャケットを着た。

西の空に月が出ていた。見える星が少なかったので、薄雲があったようだ。

5:37に自宅発。外気温-2度、航続可能距離736km。

6時を10分程回った頃に空が白んでいるかなと思ったが、それから7分程も過ぎたら、空が薄紅に染まってきた。

6:32にトライアル 宇土店着。走行距離36.7km、燃費22.9km/L、平均車速39km/h、走行時間0:56、EV走行距離18.3km(50%)、航続可能距離679km、外気温02度、高度7m。

ちゅ〜る、猫砂、キャットフード、今後の山行用にチョコレートの類(明治のメルティーキッスもどきのチョコレートと正栄デリシィの「大人のクランチ 薫るクッキー&クリーム」)を入手。

6:52にトライアル 宇土店発。

7:03に雁回公園駐車場着。走行距離42.0km、燃費20.7km/L、平均車速49km/h、走行時間693、EV走行距離18.3km(90%)、航続可能距離693km、外気温-1度、高度90m。

雁回公園〜小城展望所

駐車場の近くのトイレのそばに遊歩道のマップがあるものの道標とかはなかった。所詮は公園の中の園路なので道標が無いのは想定内で、園内を適当に突っ切るのだろうとは思ってはいた。この遊歩道のマップも全ての道がのっているわけではないし(今回歩くコースで宮山展望所の上の方のルートものっていない)、低山なので枝道とかも多そうだ。想定していない枝道に間違って入るとどこに向かえばよいかわからなくなるので、より多くの道がのっているマップとして「木原山風景林(雁回山)案内図」という地図を印刷して持ってきた。これは林野庁のホームページにpdfファイルで置いてあった。リンク切れがあるのかトップページからリンクを辿っては探せなかったが、"kiharayama.pdf site:rinya.maff.go.jp"で検索すると出てくる。

グラウンドの奥の方に六殿神社へ向かう道があるようなので、とにかく園路をグラウンドの方へ進んだ。すぐにグラウンドに突き当たった。グラウンドの左奥が道の入口のようなので左に進んだが道はグラウンド脇にある建物のところで途切れていた。仕方ないので元に戻り、グランドの右の方へ進んだ(実は建物のところからグラウンドの端を歩いて奥の方へ行けばよかった)。そちらの方を進んでいくと道標が建っており、ここが展望所への分岐だった。展望所までは1.3kmと書かれていた。

グラウンドを3/4周回った南東の角に「小城展望所」、「木原不動尊 奥の院」の方向を示す道標が建っており、ここが六殿神社へ向かう道の入口。木段があって、わりと整備されてそうな道だと思った(予想した通りで大半が整備された歩きやすい道だった)。

グラウンドから小城展望所の間に地図だと池か沼があるようだが、事前に見た航空写真だとそれらしい場所はあるのだが、水が貯まっている場所には見えなかった。枯れた沼だろうとは思っていたが、実際に行ってみると涸れた沼か湿地と言った感じの場所だった。

最近にスマートフォンを新調したが、今回は山での初使用。スマートフォンは新しい方のSH-M26、古い方のSH-M15の両方を持ってきた。比較のために双方でトラックログを記録していた。ところが沼地の脇でログを確認すると古い方のスマートフォンでログが取れていなかった。ログを取っているアプリの警告でSDカードがどうのこうのと表示されたのでSDカードの書き込みあたりがうまく行っていないようだ。SIMカードの入れ替えのためにSIMトレイの取り出し/取り付けをやったからかも。でも古い方のスマートフォンは昨年に尾瀬に行った時もログの一部が取れていなかったのでスマートフォン自体も少しだけ不調なのかも。

沼地から少し歩いたところに分岐があった。道標は「雁回公園」、「小城展望所 木原不動尊 奥の院」、「西倉集落」の3つの方向を示していた。西倉集落とか言われてもどこのことやらさっぱりわからんので少し困った。とりあえずは小城展望所へ寄るので小城展望所の方向へ向かった。

スタートから35分ほどで小城展望所の分岐に到着。分岐から少し歩くと展望所に到着。分岐からの道の脇にはイノシシが掘り返したらしい穴が開いていた。そう言えば雁回公園にはイノシシ注意の看板があった。予想はしていたけど小城展望台の手前までは森の中の歩きで展望はまったく無かった。やっと展望のある場所に到着した。

小城展望所からは北西方向に山が見えた。初めはどこの山かな?と思っていた。山の上に何か人工物があるから金峰山かなと思い、熊本市西区のごみ焼却施設の煙突が見えたのでやっと金峰山だとわかった。こちらからの金峰山の引きの見え方には馴染みがなかった ため、すぐにはわからなかった。

出発時点でも寒かったが、展望所で気温は3度しか無かった。

小城展望所〜六殿神社

小城展望所から10分弱歩くと舗装道に出た。舗装道を3分ほど歩くとじゅんさい池に向かう遊歩道が分岐していた。

遊歩道を5分弱歩くと道は舗装道に変わり、そのまま少し歩くとじゅんさい池の横に出た。じゅんさい池から少し歩いたところにグランドがあり年配の人たちがゲートボールっぽいスポーツをやっていた。ゲートがなかったからマレットゴルフかも。

じゅんさい池から車道を5分程歩くと六殿神社に到着した。

六殿神社〜宮山展望所

六殿神社から舗装道を少し登ると道は山道になった。六殿神社から20分弱で宮山展望所に到着した。

宮山展望所からは金峰山、三ノ岳が見えた。八方ヶ岳、鞍岳、阿蘇山も見えたが霞んでいた。

出発の時から寒かったのでソフトシェルのジャケットとその下に薄手フリースのプルオーバー、ヘッドバンド、ネックウォーマーを着けていた。展望所でも気温が2度と寒かったが、六殿神社からの登りで暑くなったので展望所でプルオーバーを脱ぎ、ヘッドバンド、ネックウォーマーを外した。

宮山展望所〜雁回山

宮山展望所から5分ほどで分岐に到着。道標があり雁回山/明熊集落/宮山展望所の分岐となっていたが、下の方の最寄りの集落なんだろうけど、明熊集落と言われてもどこのことやらわからない。

出発より他の登山者には会わなかったが、宮山展望所から20分程登ったところで1人の登山者とすれ違った。

宮山展望所から35分程登ったところで雪が残っていた。一昨日までは寒かったけど、雪なんてとっくに融けているだろうと思っていた。

宮山展望所から40分程登ると城南・東阿高コースの分岐に到着した。今回歩いたコースでは宮山展望所からここまでと雁回公園への下りが山道らしい山道だった。他は遊歩道と言った感じだった。ここからは軽トラが走れるくらいの幅の緩い道になった。

城南・東阿高コースの分岐から少し歩くと地図ではほぼ山頂付近で歩いている道の右側の方が山頂だろうけど、そちらへ向かう道の分岐が無かった。分岐を見落としたかと考えはしたが、そのまま歩いていくと城南・東阿高コースの分岐から5分ほどで山頂への分岐があった。

分岐から右の方へ行くと3分も歩かないうちに山頂に到着した。展望は無いと事前の調べで知っていたが、森の中で展望はない。

雁回山〜第一展望所

展望が無いので山頂からすぐに引き返したが、山頂への分岐へ戻る手前に山頂とは反対側に向かう道があったので行ってみると、東屋があった。ここの森の中で展望があるわけでも無かった。ここで休憩するくらいなら第一展望所まで行って休憩するよなと言った場所に何で東屋があるのだろうか。

山頂から15分ほど歩くと宇土コースへの分岐に到着。さらに3分ほど歩くと第一展望所に到着した。展望所の周辺には登山者が5人くらいいた。

展望台に上がると八代海、有明海が見え、その間に宇土半島の付け根が見えた。九州脊梁山地も見えたが、特徴的な形の山がないのでどれがどの山やら見当がつかなかった。霞んではいるものの雲仙の上の方が白くなっているのも見えた。

第一展望所〜雁回公園

時間も早いし、空腹でも無かったが、展望台の横にベンチがあったので、軽く食事をした後に下山を開始。

展望所から3分ほど歩くと富合コースの分岐。

展望所から10分ほど歩くと「鬼の岩屋まで8分」とかかれたプレートが木に付けられていた。持って来ていた「木原山風景林(雁回山)案内図」だと鬼の岩屋の横を通るように見えたのでプレートのところから下り始めたが、道が悪くなった。どうやら鬼の岩屋の横は通るけど、この道では無く、展望台から歩いてきた道の横の少し離れたところに鬼の岩屋があるということだったらしい。とりあえず、鬼の岩屋と思われる場所まで行って、まだ先に道はあったものの、あまり時間を取られたくなかったので元の道へ引き返した。

鬼の岩屋の入口から3分も歩かないうちに雁回公園コース/如来寺コースに到着した。 そこから20分ほど下ると分岐があり、そこの道標には「雁回公園」、「雁回山展望台」、「木原不動尊」と書かれていた。雁回公園、木原不動尊も同じ方向だと思うのだけど、どちらに行ったものかと思っていたら、下の方から大勢の人がいるような声が聞えてきた。おそらく声は下のグラウンドの方から聞えて来ているのだろうということで「雁回公園」とかかれている方向へ向かった。

分岐からほんの少し歩くと金峰山、三ノ岳が見え、下の方にはグラウンドが見えてきた。分岐から5分程歩くとグラウンドに到着した。

グラウンドに降りてくるまでに2人組の登山者2組と3人組の登山者とすれ違った。

グラウンドから離れ、駐車場に向かっている時に野球の試合が開始されていた。

グラウンドから3分も歩くと駐車場に到着。公園内では親子連れの子供たちが遊んでいた。駐車場に何か落ちていて動物の死体らしく見えたので少し驚いた。近くに猫が居たのでもしかしてあれも猫かなと思ったら、やはりそうで猫が地面にベタっとくっついて寝ていただけだった。

今回は水分はスポーツドリンクが100cc、途中の食事の時に飲んだコーヒーが100cc。気温が高くないので水分の消費は少なかった。

今回はSH-26Mを初めて使い、さらに顔認証も初めて使ってみたが、たまに認証しなくてロックが解除されなかった。帽子をかぶっているためかと思ったけど、眼鏡の調光レンズの色が濃くなると認証出来なくなるようだった。まあ、当然と言えば当然か。

コースタイム

トラックログ

11:42に雁回公園駐車場発。

道の駅 うとに国道3号を走っていると左前方に上の方が白い山が見えた。

11:56に道の駅 うき着。走50.8行距離km、燃費21.8km/L、平均車速37km/h、走行時間1:23、EV走行距離24.0km(47%)、航続可能距離688km、外気温10度、高度17m。

まずは物産館でまるしげ家の砂ずりのから揚げ、鶏から揚げ、ナマコ、刺身等を購入。次に花とか売っているところでヤマシャクヤクの鉢植えを見つけたので購入した。ヤマシャクヤクは開花が期待できそうな芽が2芽あったが、750円とこの手の山野草としては安かった。

12:25に道の駅 うき発。

道の駅を出て少し行ったところで色付のデザインマンホールを見つけたので車を停められるところを見つけて、撮影した。

色付のマンホールから少し離れたところにもマンホールがあった。どうせ同じデザインの色無しだとうと思ったものの、行ってみたら違うデザインのものだった。

12:43にマックスバリュ 宇土店着。走行距離57.0km、燃費21.8km/L、平均車速35km/h、走行時間1:37、EV走行距離26.6km(46%)、航続可能距離684km、外気温10度、高度16m。

山行中の間食用のクランチチョコを購入。イオンのPBのクランチチョコは甘ったるくないので気に入っている。

12:53にマックスバリュ 宇土店発。

13:01にコメリ 宇土店着。走行距離158.5km、燃費21.6km/L、平均車速33km/h、走行時間1:46、EV走行距離27.4km(47%)、航続可能距離683km、外気温10度、高度29m。

キャットフード、首輪を購入。

13:22にコメリ 宇土店発。

国道501号の走っていると白川の手前で金峰山が良く見え、空にはグライダーが飛んでいるのが見えた。白川の河川敷にはグライダーの滑空場がある。

国道501号の海沿いを走っていると上の方が白くなっている雲仙が見えた。

わりと早い時間に帰ることが出来そうなので途中のコメリで予備の猫の首輪をもう少し入手しておこうかと思った(首輪は枝とかに引っかかったときに首が締め付けられないようにゴムで伸びるもの。古くなるとゴム部分がもろくなるため予備があった方が良い)。だが、老猫が気になるので寄り道せずにさっさと帰ることにした。

14:30に自宅着。走行距離96.3km、燃費23.8km/L、平均車速33km/h、走行時間2:54、EV走行距離51.9km(54%)、航続可能距離655km、外気温10度、車の総走行距離59,385km。

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