二ノ岳・三ノ岳
二ノ岳登山駐車場〜二ノ岳〜三ノ岳〜二ノ岳登山駐車場 2013/1/301/30(水)
1/27に熊本県農業公園カントリーパークでやっているJA植木まつり(1/26〜2/25)に行った帰りに寄り道するために県道113号を通ったのだが、雲仙や有明海の干拓地の眺めが素晴らしく、良いドライブが出来た。それならこの道の近くにある二ノ岳、三ノ岳からの眺めも良かろうということで、そのうち登ろうと思っていたのだが、意外と早く登る機会が来た。
距離的に近し、遅い方が気温が上がって暖かいだろうから遅めに出発。野出公民館の電話番号をインターネット調べておいたので、その電話番号でカーナビの目的地を野出公民館にセット。
10:10に自宅発。気温6度。
カーナビの指示通り、国道208号、県道1号を走った。途中、道の脇に野出の看板があり、そこで左折すれば良かったのだが、カーナビの指示通りに行けば着くだろうと思い、その看板を無視。カーナビの指示通りに行って左折する道まで行ってみると、かなり狭い道で、この道を進むのは嫌なので、先ほどの看板の所まで戻ることにした。ところが、逆方向からは看板も無くて、行きすぎてしまった。Uターンして無事、左折して、そちらへ進んだ。
しばらく進むと無事、野出公民館を発見。しかし、山渓の新・分県登山ガイドに野出車庫のバス停脇にあるという駐車場が見つからない。少し進んでみると脇に登山口があると書いてあったガソリンスタンドに着いてしまったのでUターン。すると野出公民館のところに二ノ岳登山駐車場の看板があって、無事駐車場を発見。この看板、天水側からやって来ると見えないけど、熊本市側からだと見える。
11:01に二ノ岳登山駐車場着。走行距離23km、燃費15.2km/L。気温10度。高度395m。たいした距離でもないのに道の選択を誤ったせいで結構時間を食ってしまった。
二ノ岳登山駐車場〜二ノ岳
公民館のすぐそばに登山道の案内があったので、ガソリンスタンド脇まで行かずに案内通りに進んだ。民家の間の排水路の蓋の上のちょっと急な道を上がっていくと春日神社という神社がありそこの右側を登るようになっていた。公民館のあたりからどう進めばよいのかを示した看板があるので迷いようがない。
最初はちょこっとだけ竹林、そのあと、常緑広葉樹や植林の中を上がっていくようになった。日陰の道なのでちょっと寒い。
途中、胸突八丁という道があったが、胸突八丁と言うほど急ではない。とは言え、短時間で300m近く登る道なので、ここまでの道もそうだったが、そこそこ急ではある。
黙々と登っていくとあっさりと二ノ岳山頂に到着。有明海の干拓地が一望できるのだが、霞んでいて長洲町の造船所のクレーンがなんとか見える状態。本当なら雲仙の眺めが良いらしいのだが、その様な状態なので当然見えない。Googleマップで見るとこの山は熊ノ岳という名前で出ている。二ノ岳、三ノ岳があって、一ノ岳は何処だろうと思っていたが、このあたりで下から見て、目立つ山と言えば、金峰山、二ノ岳、三ノ岳なので金峰山が一ノ岳なのだろう(調べてみると実際にその様だ)。二ノ岳が熊ノ岳なら、三ノ岳にも何か別の名前があるのだろう。
休憩をしていると三ノ岳の方から登山者が一人息を切らして登ってきた。
二ノ岳〜三ノ岳〜林道入口〜分岐〜二ノ岳登山駐車場
霞んでいて展望がイマイチなのでさっさと三ノ岳に向かって下っていった。下ってみると延々と下っていく道でこの道を登ってきた登山者が息を切らしていたはずである。途中、林道に出会うがその手前あたりから展望が開けてきた。山頂以外で展望が開けたのはここだけだった。林道の近くまで降りてきたら土を掘り返した跡があった。たぶんイノシシだろう。
林道の出会いのところの路肩に車が1台停まっていた。ここに止めて登るのもありなのだろう。
ほんの少し舗装された林道を歩くと三ノ岳の登り口。ここの登りの大半が、丸太で土留めされた階段の道だった。やや急な道をひたすら登っていくと、岩が点在する道になって、あっさりと山頂に到着。景色は二ノ岳山頂の時よりさらに霞んで、造船所のクレーンもどこにあるのかわからない。冬にこんなに霞んでいるのは中国からの越境汚染のせいかと思っていたのだが、実際に後日に調べてみるとPM2.5の数値がこの日あたりから上がっていた。
あとは車まで戻るだけ。三ノ岳を降りて林道を歩き、二ノ岳の登り口のところで二ノ岳に向かわず、そのまま林道を直進。どんどんと下っていくと、右手の方に向かう林道があった。この林道は車が通れないように鎖がはってあった。新・分県登山ガイドの地図だとここを右なのだが、説明文には「河内支所への道から左へ分岐する林道をとる」となっており、???状態になった。二ノ岳の登りの途中で未舗装の林道を横切ったが、そこにつながる林道だとしたら、方向としては右が正しいので右に折れた。間違っていても1時間も歩けばリカバリーできるので気楽なものだ。結局はこの道が正解で予想通り登りの時に横切った林道につながっていた。ちなみにこの林道は入口に「三ノ岳林道 186支線」と書いた看板が立っていた。
あとは黙々と登りに使った道を下っていくのみ。下の方の竹林のあたりの道が竹で土留めをした階段状の道なのだが、うっかり竹のところに足を置いて尻餅をついてしまった。
コースタイム
車に到着した後で、野出車庫のバス停の脇の駐車場って何処?ってことであたりを歩いてみた。車庫があれば目立ちそうなものだが、それっぽいものはない。オレンジタクシーという乗り合いタクシーの停留所があったので、どうもバス路線は廃止になっていた模様。おそらく、かつて野出車庫のバス停が公民館のあたりにあって、今回車を停めた駐車場がバス停脇の駐車場ってことみたいだ。
帰りは熊本市街方面に向かって、適当にカーナビの指示通りに進もうということで出発したのだが、よくよく画面を見ると行きの時と同じパターンで細い道を指示しているようなのでUターンして行きと同じ道に戻った。ただし、ループしている道の先のところで、行きの時に玉名市街方面の看板が出ているのに気付いていたのでそちらの方に右折してみた。進んでいくと広域農道という看板が出ていた。こういう場合、県道より広域農道の方がたいていはすいていて走りやすいのだが、この道もそうだった。この広域農道は国道208号とは交差せず、上を通過するのだが、途中で国道208号への降りる道に気付かずそのまま進んでちょっとだけ遠回りしてしまった。
14:21に自宅着。気温15度。走行距離45km、燃費21.5km/L。車の総走行距離86,057km。